小さな頃から不思議に思っていた神社にある岩山を市に許可を取って掘り始め


それが歴史的に価値のあるものだと立証した人に会いました。


来る日も来る日も、そこに通いつづけ


消えかかった読めない文字を解読して


『雪が降るとね、いつもは読めない文字が石に浮き上がるかのように読めるんだ。』


雪の日は嬉しくてしょうがなかった。


という話しをしてくださいました。


何という執念というか、情熱というか。


その情熱が人を動かして、市が協力してくれるようになり。


何冊もの書籍になり、文化財になったそうです。


『大手の企業を辞めて、研究員になり給料は半分になったが、自分の知り得た歴史を教える事が出来た、楽しい人生だった』


嫁が逃げていったなんて話しをしながら、笑っている彼の顔を見ていると。


物事は犠牲の上に成り立ち、栄光があれば陰があり


けれど自身が充実したと思える人生を送れる人なんて一握りなんじゃないかと。


孤独の中、必死に闘って来たのだろうなと。


結果が出なかったらどうするの?


きっと彼はそんなちっぽけなことは考えなかったんじゃないでしょうか。


沢山の歴史の本に囲まれながら、難病と闘う日々。


うちの死んだじいちゃんと同じ病気。


いつ間にか、投影しながらも


私はこの人の役に立ちたいと思った出会いでした。



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