私の売り方
世の中には、同じような商品がたくさんあります。
でもその中で、売れるもの、売れないものがあるのは事実です。
どうして同じような商品なのにそのようなことが起こるのか。
ものすごく疑問に思います。
何かで、起業するときも誰もがやってない業種なら、必ずうまくいくと思います。
だけど、何かで起業する場合、既存の業種で起業する人が多いと思います。
で、成功する人、しない人が出てきます。
この差はなんなのか。
やっぱりやり方ですかね。
同じ職業でも成功する人、しない人、やっぱりいますよね。
同じ会社でも、仕事ができる人、できない人、やっぱりいますよね。
人と違う何かをしないと抜きん出るのはキツイ。
差別化・・・・・
創意工夫・・・・
ブランディング・・・・・・
私は、椎茸炊き込みごはんの素を売ってます。
似たような商品は巷にたくさんあります。
その中で抜きん出るためには、人と違った何かをしなければなりません。
弱者の戦略。
ゲリラ戦法。
私は、お客さんとの対面販売に力をいれます。
たくさんのお客さんに直接販売することに力をいれてやっていこうと思います。
私のやり方を確立して、その他多くから抜きん出ようと決めました。
商品価格
先日、ある温泉街に行ってきました。
温泉に入って、くつろいで。
お土産を買って帰ることにしました。
そして、物産館へ。
定番商品が目白押し。
お土産にピッタリのお饅頭もありました。
色々ありすぎて、何を買っていいのか・・・・・
とにかく、たくさんのお店に入ってみようときめました。
いざ、色々なお店に入ってみると。
ひとつ気になることがありました。
定番商品の中には、さっきのお店で見たお饅頭と同じお饅頭がありました。
でも、価格が違うのです。
同じお饅頭なのに、価格が違う・・・・
疑問に思って店員さんに聞いてみました。
『値段が違うのはどうしてですか?』
そして、店員さんは、こうこたえてくれました。
『立地条件等で、お客さんが入りやすいお店は少し高い。逆にお客さんが入りにくいお店は、少し安いのです。』
お客さんの立場で考えてみると、どこで買っても同じ価格が当たり前のような気がしますけど。
そうもいってられない現実が、あるんですね。
商品を販売しても、儲けがなければ意味がない。
温泉街はたくさんのお土産屋さんがあります。
定番商品もある程度決まってます。
みんなが生き残るには、価格を変えたりするのも必要なのかもしれません。
確かに、自動販売機のお茶も、場所によって価格がまちまちだし。
スキー場のカレーライスは、やたら高い。
でも、普通に買いますよね!?
温泉に行ってみてはじめて気がつきました。
炊き込まれ戦略
一押し商品椎茸炊き込みごはんの素を、たくさんの人に買ってもらいたい!
どうすれば買ってもらえるのか。。
どうすれば多くの人に知ってもらえるのか。。
色々考えていきたいです。
そもそも椎茸炊き込みごはんの素をなぜつくったか?
それは、私の職業が、しいたけ屋ということに関係します。
通常しいたけ農家は、収穫したしいたけを農協に出荷しております。
あるいは、地元の直売所に出荷してたりします。
そういった農協なり、直売所が収穫したしいたけ全部買ってくれるかというと、
そうはいかないのです。あるていど形の良いものしか買ってくれないのです。
では、形の良くないしいたけ、いわゆる規格外のものは、どうするのか?
簡単に言ってしまえば、自分で食う。人に無料であげる。もしくはものすごく安く買い叩か
れる。などなど。
どう思いますか?
せっかく気持ちを込めて作ったしいたけが、ものすごく安く買い叩かれる様を見るのは、
正直たえられません。
しかし、たえられないといって、自分にはどうすることもできないのだから、文句のいいよう
がありませんでした。
まあ、そんな中、規格外をどうすればお金にかえられるのか?
家族みんなで考えました。人に色々聞きました。
そこで、できたのが、富岡名物国産しいたけ炊き込みごはんの素 です!
味付けは、私のおばあさん(84)が担当。
いってみれば、むかしなつかしおふくろの味!ほのかな甘さが魅力です。
ちなみにパッケージのデザインは私の妹が担当。
よ~し、商品もできたしこれからだ!!・・・・・・
意気込んでみたものの、ひとつ問題が出てきました。
『売り方がわからない・・』
肝心なところを見落としていました。
どうしよう・・・
とりあえず、JAの直売所、町の物産館に置いてもらいました。
置いてもらえれば、売れると思っていましたが。そんなにうまくいくわけがありません。
ほとんど売れません。
それもそのはず。椎茸たきこみごはんの素っていったって、味も分からない得体のしれな
いものに、
お金を払う人などいるわけがありません。
そのため私は、椎茸炊き込みごはんの素を使って、実際に炊き込みごはんを作り、
試食してもらいました。
すると、『美味しい!』とのお声がちらほら。
基本的に、田舎の直売所、観光地のため、お客様はあまりいらっしゃいません。
食べてもらえれば反応が良いのに。
実際に食べてくれる人がいなければ、話になりません。
ここでまた、ひとつの問題がでてきました。
多くのお客様に食べてもらうには、どうすればいいのか。
すると、運がいいことに、県内の百貨店で催事に出展できるチャンスがきました。
迷わず了解したものの、販売経験は、アルバイトの経験が少しある程度。
正直ものすごく不安ではありました。
しかし、まわりの方達の助けをうけ、一週間で約600個を売上ました。
そのことがきっかけで、ある新聞社から取材をうけ、記事になりました。
どうもありがとうございます!!!!
おかげさまで、少しずつ認知度があがってきております。
ですが、まだまだです。
次に打つ手は何をすればいいのか。
このまま既存の販売店で満足するべきか。結局この程度で終わってしまうのか・・・
いやいやいや。そんなこと我慢なりません。
まだまだやることはたくさんあるはずです。
ネット販売、ホームページ作成などなど。
いまから炊き込まれ戦略、第二幕のはじまりです。