太宰治の「惜別」を読んだ。

良かった…


"周さん"と"僕"との純粋な友情。腹を割って話すとはまさにこういうことを言うんだなって思った。

一緒に行動して、なんでもしゃべって、それでもなぜ親友になれたかって言ったら、

馬が合う

としか言えない。。周さんがある雪の晩、一人で歩いてたら淋しくなって、僕の所に来て言った。

「淋しくなって、誰かに会いたくなって、来てしまった。」

登場人物がしゃべる話の内容は難しかったけど、本当にいい小説だった。


自分はと言えば、どうだ。今、「淋しい」って素直に言えるか?

殻に閉じこもってみたり、そうかと思えば、乱暴に心をぶちまけてみたり、わざと傷つくようなことを言ってみたり…

不器用なんだな、きっと。まるでわかってない。どう伝えたらいいかわからなくなる。

時には下手にセンチメンタルな曲って思うものも、時には目を赤くしながら聞いたりするんだもんね。


だから、オレは、あやまりたかったんだ。あやまりたいんだ。

不器用で、全然わかってなくて、辛い思いさせて…

でもそれは、わざとじゃないんだよ、気持ち伝えたいからなんだよ、、


ごめん。