ひめが逝ってしまってから。1か月以上経過しました。
今でも部屋の中を走り回っているような気がするのですが、ひめはもういません。
居間にあったカレンダーには、ひめのオシッコとウンチの時間を書き込んでいました。
今は違うカレンダーに変えました。
脱衣所にはひめの飲み水が用意してあったので、そこの壁には1日に飲んだ量を書き込む表を貼っていました。
それも剝がしました。
ひめはオシッコ用トイレとうんち用トイレを分けたい子だったので、トイレはいつも2個用意してありました。
でも、もう片付けてありません。
居間の壁のカレンダーが変わっている事で、ひめの死が現実だとわからせられます。
脱衣所に行くたびに、真実を突き付けられます。
ひめのトイレがあった部屋は、こんなに広かったんだって…。
そして今日、ひめのペット保険を解約しました。
最後の請求が通って振り込みが終わったからです。
死んだから解約する…。
こんな当たり前の事が、こんなに悲しいとは思いませんでした。
今までは家の中だけの事でしたが、保険の解約はそうではありません。
人間と違って死亡届を出す必要がないので、ひめの死はタケヤンの家の中だけの事でした。
でも、保険会社に『ひめは死にました』って連絡したんです。
はっきりと、『ひめの死』を宣言された気持ちです。
ひめがいないのは真実です。
もういない事はわかっているのです。
だけど、まだ近くにいるような気が…。
でも、日々の生活の中で、どんどんひめの死が積み重なっていきます。
もう一度、ひめを抱っこしたいな…。