武田薬品工業が、アイルランドの製薬会社シャイアーを買収するそうです。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29820120V20C18A4000000/

 

武田薬品工業、不勉強なのでC1000タケダくらいしかすぐには出てきませんが、

様々な医薬品を作っている大手企業。

 

一方、シャイアーは、希少疾患の医薬品で有名みたいですね。

 

さて、企業買収と一言でいっても、そのやり方にはいろいろな方法があります。

 

今回想定されているのは「株式交換」という仕組み。

文では説明しにくいので、今回はなんと、手書きの絵を付けました笑

下手ですみません。

 

1、最初

 武田とシャイアーがいます。シャイアーの株主はAさんです。

 

 

2、株式交換

 武田とシャイアーが株式交換をするという契約をします。

 そして、武田の株主総会で株主の同意を取って(全員ではありません)、シャイアーの株主総会でも株主の同意を取ります。

 

すると、武田がシャイアーの株主Aの株式を、なんと取り上げて武田のものにできるのです!

その結果、武田がシャイアーの株主になります。

 

もちろん、Aはタダで株式を取り上げられるわけではありません。株式を取り上げられる代わりに、武田から「対価」をもらえます。

対価は、金銭でも株式でもいいのですが、今回Aさんがもらえるのは「現金」と「武田の株式」

 

3、結果

 するとどういうことが起きるのか。

 武田はシャイアーの株式を持っているので、武田はシャイアーの親会社になります。

 そしてAさんは武田の株主です。シャイアーは武田を通してコントロールすることになります。

 

 つまり、株式交換というのは、親会社子会社を作るためのものだったのですね。

M&Aではよく使われる手法です。

 

新橋虎ノ門法律事務所 共同代表弁護士 武山茂樹

 

面白いと思ってくださった方は、クリックをお願いいたします。

 

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村