最近、二つのものをショートストローク化し使い込んでいます。

一つ目はこちら、トライアスロンレースバイクである S-WORKS SHIVのクランクを170mmから165mmへと交換して、5mmショートストローク化しました。

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そして二つめはMTシフトをクイックシフトと呼ばれるパーツに交換して、4mmショートストローク化しました。

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メリットが大きいと踏んで選択し使い始めるとすぐに短くなったことは明確に分かりますが、すぐ様それがそのまま即メリットとして得られる訳ではない事も分かってきました。

A位置からB位置へと動く範囲を短くするのがショートストローク化、その移動距離が短くなった分、早く動かせるのは分かります。
しかし自分自身が体で覚えて無意識に動かしている範囲は以前の長いままであり、MTシフトであればゲートの奥まで押し込んでしまい当たる衝撃感があります。ネット口コミであるダイレクト感が得られるというのはひょっとしたらこの事を言っている可能性も。
クランクで言うと下死点及びその先までまで踏み込みすぎるようになってしまいました。

次にMTシフトだと手の動きは速くなっても、足の動きであるクラッチワークが遅いと、変速操作はその遅さが制限要素となり、トータルでの向上にはつながりません。
クランクだと上死点からチェーンに力がかかり始めるようにして、1時半にはすぐさま股関節伸展の筋出力発揮をしたいところが位置が10mm下がったことで、出力発揮とのズレを感じてしまいました。

位置とタイミングを合わせ全体リズムを無意識に一定に出来るようになるまで、体で覚えるまで適応させる練習が必要になります。

シフトは何千万回、ペダリングは何億回と繰り返してきて体で覚えてきたのでそのプログラムを上書き修正するのは難しそうだと思っていましたが、やればやるほどスムーズになってきています。
シフトはも無意識化、ペダリングはあともう少し。
やり込んだ時間が長ければ長いほど修正時間も比例するかもしれませんが、根本的に違うことをやるわけではないから、無意識化まで丁寧に繰り返していこうと思います。