いつもありがとうございます!
笑顔と子どもをの竹内まさおりです^^

今日もひどい暑さですね><
こまめに水分補給をとり、熱中症にはお気を付けください。

さて、実は、先日の都知事選にて、初めての「開票立会人」なるものを務めて参りました。
忘れないうちに、開票作業について現状をご報告致します。



総合体育館のメインアリーナにて、開票作業を行います。
写真を撮影した位置とは上下の向きが逆となってしまいますが、レイアウトは以下の通り。



まず、20時に投票が締め切られ、投票所立会人の方がタクシーにて、投票箱を開票所まで運んで下さいます。警備には警察官の方も。



武蔵野市では、全部で27箱(期日前投票3箱、不在者投票1箱、各投票所23箱)

全て揃ったら、箱に不審な点がないか、また、ちゃんと鍵がかけられているかチェックします。

そして、21時になったら、職員の方とアルバイトの学生さん方が開票作業を開始致します。
(作業中の写真撮影はNGとのことで、終わるまでの画像はございません。)

この写真で言えば、一番奥手となります。



①テーブルに広がられた投票用紙の裏表や向きを揃え、
②4台ある機械で各候補者の名前ごとに仕分けし、
③機械の読み取りミスがないか、手作業で確認。
④最後に、投票用紙の枚数のカウントを行い、100枚束を作り、もう一度ペラペラと名前の確認。それを2回繰り返します。

開票作業は深夜まで続くと聞いておりましたので、途中で、「あれ、未成年の学生さんたちは、時間は大丈夫なのかな」と不安になりましたが、彼らの作業は①までで、30分ほどで無事終了。

近くで作業を拝見させて頂きましたが、しっかりと作業をやられておりました。

次に、仕分けの機会を近くで見てみました。
機械は2種類で、計4台。
凄い速さで各候補者ごとに仕分け致します。
トラブルのリスクを減らすため、複数台用意しているのでしょうか。
実は、この機会にはパソコンが接続されており、各候補者ごとのカウント枚数がリアルタイムで分かるようになっております。

しかし、念のために、次の工程で一枚づつ手作業にて再確認。
また、機械て読み込めなかった候補者名以外が記載されたものなどを分類していきます。

そして、最後は、枚数カウントをしつつ、ペラペラ再確認。

つまり、機械、手作業、枚数カウント後にペラペラ確認×2回と、少なくとも4回は投票用紙のチェックが行われます。(枚数カウントでは、責任者の方も再確認を行っていた場面も見受けられましたので、最大で5回のチェック。)

開票作業の不正に関するうわさを耳にしますが、本市におかれましては、不正は起こりづらいのではと感じました。(しっかりと荷物置きも設けられており、カバンの持ち込み等も見受けられませんでした。)


最後は無効票の確認をし、箱詰め。

無効票認定は厳しく、「頑張れ」や「♡(ハート)」など、少しでも余計なことが書かれていたら無効判定となってしまいます。

中には、「鳥越ゆりこ」や「増田ゆりこ」といった、気持ちが分かる記入もございました。
また、「う○こ」など、仕分け作業を行う学生さんたちには見せたくないような記載もございました。

今回の投票者数は、77,140人。
テーブル左手に束で置かれている投票用紙の束が、小池ゆりこさんの32,704票。
一番少なかった候補者が8票。
丁寧に箱詰めし、テープ止めした後は、封印致します。

今回の投票率は65.46%と、島しょ地域には負けますが、東京23区と多摩26市の中で3位という高投票率!
嬉しい限りです><

今回、初めて開票所立会人を経験し、開票作業を間近で見させて頂きましたが、本当に手間のかかる作業だなと感じました。

おそらく、学生さんたちを入れ、200名ほどの作業員だったと思います。
今回は23:30ごろには終了致しましたが、参議院選などは4時ごろと聞いております。

港区では○付け方式が導入されているそうですが、本市においても、マーク方式の導入や市政アンケートを実施するなど、効率化と一石二鳥などの工夫が図れるのではと感じました。

近いうちにサンプルを作り、提案させて頂こうと思います。

取り急ぎ、ご報告まで。