(今週の流れ)

 今週は、マインドが一気に転換したような雰囲気になりました。10/30(月)の日系平均が30,600台、11/2(木)終値が31,900台、本日のCFD先物が32,700円です。日本では日銀の金融緩和継続とトヨタの好決算からのマインド好転、米国はFRBの金利据え置きからの安心感でしょうか。それにしても週初から日経平均1300円台の上昇はあまりにも流れが早すぎます。米国はクリスマスラリーが有りそうだし、年内は上昇相場が続きそうに思います。

 余剰資金をいつ注ぎ込むか、タイミングを計っていると遅れました。やはり、タイミングを計らずに、定期的に買付けを行う積み立て投資が理にかなっていると思います。ただ、10/30に空売りが54%だったので、このタイミングで買わないとね。そこで買い向かえないということは、人間の心理と逆の行動を行うことは難しいと感じます。

 

(決算)

 大きな流れを見ると、好決算なのでしょうね。日経平均EPSが上がるので、PER15倍が妥当と考えると、32,000~33,000位は上昇余地がありそうです。

日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準 (nikkei225jp.com)

 それにしても、トヨタの決算は強すぎです。通期の営業利益が4.5兆円、要因は決算書を読むと、為替(円安)よりも「営業面の努力(収益改善、ブランド力向上)」が大きい。3-5年後にEV中心の時代が来そうですが、その時にどうなってるかでしょう。

 総合商社も総じて良かった。減収減益の通期見通しは変わらずですが、上方修正と増配発表が相次ぎました。三菱商事の3分割の発表もあった。ただ、もう少し株価が下がらないと割安を超えてるので、、、、。

 年内は銘柄発掘を続け、アノマリー的には2-3月頃に下がりそうなので、そのタイミングで来年の資金で配当金積み上げを行う予定です。私のPFは自動車・鉄鋼に偏重してるので、銀行・商社・情報通信を買いたいと考えてます。