(今週の日経平均振り返り)

 今年の4月から始まった急な上昇相場が一旦終わりかというのが、今週の動きでした。週の頭から怪しかったのですが、6/16の日経平均が33,700円。6/23終値が32,781円。私は33,000円台で値固めして、秋以降に再び上昇と考えていたのですが、あっさり33,000円割れで、約3%の下げですね。

 

(日経平均の下値落ち着きどころの推測)

 素人予想ですが、高値からの10%下落だと、3万円割れ。4月からの上昇相場からの半値戻しだと、3万~3万500円くらいでしょうか。米国市場の動きに左右されると思いますが、テクニカル的な視点だと3万前後くらいと思います。

 

出典:楽天証券 日経平均3ヶ月チャート

 

(ここからの戦略)

 日本は未だ景気は上向きです。また、賃上げ&インフレ期待が剥げるまでは上昇相場と考えています。そのため、消費者物価指数、実質賃金指数、鉱工業生産、設備投資等の指数をチェックし続ける必要があります。

 

 その観点だと、価格転嫁が進んでいる企業、あるいは進みつつある企業が有望かな。価格転嫁が出来るということは付加価値が高い製品を出しているということなので。価格転嫁出来ている企業は色々ありますよね、鉄鋼、ホテル、金融、百貨店等々。そういった企業から、割安で配当が期待出来る企業を選ぼうと考えています。