『竹取物語の謎を「うら」読みで解く』 since 2013 ~ Weekly KAGUYA
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☆ 竹取物語と陰陽五行説
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竹取物語の宝物は7つありますが、そのうち5つは求婚難題の宝物です。
① 仏の御石の鉢
② 蓬莱の玉の枝
③ 火鼠の皮衣
④ 龍の首の玉
⑤ 燕の子安貝
その5つはセットになっていると考えられました。
残る2つは、黄金と不死の薬です。
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竹取物語の宝、あと1つは、黄金です。
不死の薬と黄金は、どちらも神仙思想に関係しています。
黄金は 金液* (液化した黄金)として
神仙思想の書 『抱朴子』 に出てきました。
黄金は変化しませんから、不老不死に通じます。
…画像:Pixabay様よりロイヤリティーフリーの写真をお借りしました…
さて、漢籍から離れて、
日本の古代では
黄金から連想されることは何でしょうか。
黄金が初めて国内で見つかったときの
印象が強いですね。
それは…。 ☪
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ジパング(黄金の国)で初めて金が見つかったのは。
参考文献:
片桐洋一、他(校注・訳)
『竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語 日本古典文学全集8』小学館、1972年。
野口元大(校訂)『竹取物語 新潮日本古典集成 第26回』新潮社、1979年。
大野晋、他(編)『岩波古語辞典』岩波書店、1974年。
戸川芳郎(監修)佐藤進・濱口富士雄(編者)『全訳 漢辞海 第三版』三省堂、2011年。