http://www.khaosodenglish.com/news/crimecourtscalamity/2016/08/30/regime-moves-
ease-drug-laws-starting-meth-marijuana/
https://twitter.com/gutetamago
タイが、いわゆる麻薬の所持売買使用に対して
厳罰政策を取っているのをタイ好きの方は聞いたことがあると思います。
しかし現実には、ヤーバーと呼ばれる覚せい剤や大麻、クリスタルなどが出回っていて
警察もよく摘発していますがイタチごっこを繰り返しています。
ところが、最近興味深いニュースがあったのでご紹介します。
Khaosod紙の報道によると、麻薬取締委員会のシリンヤ会長が
大麻、クラトム（南タイで取れるという酩酊作用のあるハーブ、私もまだ実物を見たことがありません）、ヘンプの医療研究と治療のための所持をライセンス制で認めることを検討中だと述べたそうです。
シリンヤ会長によると、この案はパイブーン公正大臣からタイのドラッグ政策を世界のスタンダードに合わせるべきだとの指示があったとのこと。
大麻の使用は日本でも厳しく禁止されていますが、先進国の間では大麻の中毒性が煙草やアルコールより低いことや、健康増進様々な病の治癒効果があることから医療利用を認めている国が増えているとのこと。
タイでもこのまま順調にいけば、年末にもこれらのいわゆるドラッグの医療用使用が認められることになるそうです。
私は良い事だと思います。
それに、個人で吸引目的で所持することは今まで通り厳罰に処されます。
ちなみに大麻については色々な意見がありますが、酒を飲んで怒ったり物を壊したり人を傷つける人は大勢いるけど、大麻を吸引したら愉快になったり静かに瞑想的になるだけで周りの人に害を及ぼすことは通常はありません。
もちろん乱用したり、他のより害の強いドラッグにエスカレートすることは防がなければいけませんが、基本的に煙草やアルコールと同じで使う人の自己管理というか自律心の問題だと思います。
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