今月の金子みすず詩(5月・臨時版) | たけのブログ

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日々のこと

「鯨法会」

 

鯨法会は春のくれ、
海に飛魚採れるころ。

浜のお寺で鳴る鐘が、
ゆれて水面をわたるとき、

村の漁夫が羽織着て、
浜のお寺へいそぐとき、

沖で鯨の子がひとり、
その鳴る鐘をききながら、

死んだ父さま、母さまを、
こいし、こいしと泣いています。

海のおもてを、鐘の音は、
海のどこまで、ひびくやら。

 

 

「さびしいとき」

 

私がさびしいときに、
よその人は知らないの。

私がさびしいときに、
お友だちは笑うの。

私がさびしいときに、
お母さんはやさしいの。

私がさびしいときに、
仏さまはさびしいの。

 

今日は49日の法要に行きました。

当然、お寺はバリアフリーではなく、車椅子の私を住職さんら3人がかりで本堂まで運んでくれました。

感謝です。