歩く雑誌・月刊中沢健のブログ
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超常現象肯定派と懐疑派の先輩たちと、がっつりお話できた数日間。

ブログでのご報告は遅くなってしまいましたが……

またまた『オカルトエンタメ大学』に登壇させていただくことになりましたっ!!

 

しかも今回は、飛鳥昭雄さん、山口敏太郎さんと一緒です!! お二人と共演する機会は時々ありますけど、今回はオカルトエンタメ大学仕様の中沢健なので、普段とは一味違った化学反応が楽しめるかも!?

 

動画はコチラ!!

テレビのオカルト番組の裏話、オウム事件と終末思想の話、一番年下の僕が飛鳥さんや山口さんを知ったキッカケなどについても語っていますよ。

 

そして、実は『オカルトエンタメ大学』で、飛鳥昭雄さん&山口敏太郎さんと共演回を撮った2日後には、『中沢健のUMA・オカルトチャンネル』の皆神龍太郎さんゲスト回を撮影していました。

まさか、「と学会」や「ASIOS」などでも活躍されている超常現象懐疑派の皆神さんが、超常現象肯定派の僕がやっているyoutubeチャンネルに遊びに来てくれるとは!!

動画はコチラ!!

tとにかく、この数日は、同じ「オカルト」がテーマなのに話す内容は大きく違っている(でも、たま~に一致することもある)先輩たちと面白く濃い話がいっぱい出来て、刺激的でございましたっ!

是非どちらの動画もご覧いただけると嬉しいです!!

 

今週火曜日は『オタク大賞マンスリー』で、『シン・エヴァンゲリオン』について語りますっ!!

 

今週火曜日20時から配信される『オタク大賞マンスリー』に出演します~。

 

今回のテーマは『シン・エヴァンゲリオン』!! 

 

文芸評論家の藤田直哉さんと共に、『シン・エヴァ』について思いっきり語らせていただこうと思います。

 

 

『シン・エヴァ』の感想はブログでも書きましたが、このときはまだ1度しか鑑賞できていなくて、感情の整理もまだ全然できていない状態で書いたものなので(余計な感情や情報が入る前に今の自分の正直な気持ちを書いておきたかったという気持ちはありました)その後何度か『シン・エヴァ』を観た今では考えが変わった部分もいろいろ出てきています。

特に驚いたのが、2度目の鑑賞で、めっちゃ心に響く、大好きになれるセリフのいくつかにはじめて気付いたこと。

 もちろん、エヴァの完結編の初見を、ぼーっと観ていたはずはなく、むっちゃ集中して観ていたはずなのに「え、ここで、こんな素敵な言葉が出てきていたっけ?」と何度もなった。

こんな現象が起きてしまうのは、やっぱり『シン・エヴァ』の情報量が凄まじいからなんでしょう。 次から次に感情を揺さぶる展開がやって来るので、映画の鑑賞中も、新しい情報に、数十分前の記憶が塗り潰されていっちゃっていたんだと思う。

ちょっと恥ずかしいのは、『シン・エヴァ』感想ブログでは、そんな僕の記憶から消えてしまっていたセリフとほぼ同じようなことを、「自分はこんなメッセージを受け止めることも出来た」みたいに書いていたこと……記憶の奥底に、セリフのニュアンスだけは残っていたんだろうな。

他にも初見時には不満だった「アクション」や「バトル」については印象もだいぶ良くなっています。

 

そして、何度か観ているうちに気付いたのは(あくまでも僕にとっては)エヴァの最終回は旧劇場版(テレビの最終話でも良いけど)だったんだなということ。

じゃあ、『シン・エヴァ』は何なのかというと、最終回後のエピローグですね。 

そして、『シン』は旧劇場版でエヴァは終わっていた僕にとって最高に素敵なエピローグでした。

 

まぁ、こんな感じで『オタク大賞』の告知をブログに書こうとしただけなのに、ついついまたあれこれと語りたくなってしまうのがエヴァ。

火曜日もきっと、いろんな思いをぶちまけると思うので、どうかお付き合いください!!

『月刊 ホビージャパン5月号』発売中!!

告知が遅くなってしまいましたが、『月刊 ホビージャパン5月号』は、昨日(25日)から発売しておりますっ!!

 

自分の連載コラムでは、『キングコング』という映画は、怪獣映画の歴史はもちろんのこと、UMAの歴史においても非常に大きな影響を与えていたということについて書かせてもらいました!

 

コングがいなかったら、UMAは今の何十分の一ほども注目されていないジャンル(存在)だったのかも知れません……。

 

『オカルトエンタメ大学』に再び登壇させてもらいました! ※山岳モンスター特集

昨年の11月以来で『オカルトエンタメ大学』に再び登壇(出演)させていただきました!!

 

今回も、5日間に渡ってオカルト講義をさせていただきましたよ。

これも前回の講義を楽しんでくれた(応援してくれた)皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございました!

 

オカルトエンタメ大学仕様ということで、今回も動く待ち合わせ場所は被っておりません! 

この姿でオカルトやUMAについて語る中沢健が観られるのは、オカルトエンタメ大学だけっ!! 

※前回出演時と同様に、格好だけでなく話す内容もいつもとは(オカルト番組に出てるときなどとは)一味違いますよっ!

 

 

今回やらせていただいた僕の講義動画は、コチラになります!! 

 

 

ヒグマについて。

 

ツキノワグマについて。

 

山の妖怪について。

 

ツチノコについて。  

 

質疑応答編。

 

前回出演時の講義は、コチラからっ!

 

 

 

youtubeと言えば、自分のチャンネル『中沢健のUMA・オカルトチャンネル』も開設して1年が経ったみたいです!

※1本目の動画を公開したのは昨年の3月7日でした。

 

こちらも変わらず週2(水・土曜日の20時から)配信を続けていきますので、引き続き応援よろしくお願いしますね~っ!!

 

14日は、『怪獣少年 85歳 出雲へ』上映後の舞台挨拶で登壇します! (熱海怪獣映画祭)

今度の日曜日(14日)、熱海に行きます!!

 

 『神の筆』で総監督を務める村瀬継蔵さんを追ったドキュメンタリー作品『怪獣少年 85歳 出雲へ』の特別版が、「熱海怪獣映画祭」で上映! 

上映後の舞台挨拶に、自分も登壇させていただくことになりました。よろしくお願いいたします!

 

土日は、怪獣たちがたくさん待っている熱海に行きましょうっ!!

 

 

 

全てのエヴァンゲリオンに、さようなら出来なかった。  ※『シン・エヴァ』感想ネタバレあり。

3月8日、全てのエヴァンゲリオンに、さようならしに行きました。

 

本来ならエヴァンゲリオンの公開初日(それも完結編の!)は前もってスケジュールもちゃんと調整して挑むべき事態なのですが、今回は10日前になって突然の公開日発表ということもあり、そんなことをする余裕などなく、もう今から休みを取るのは不可能な仕事も入ってしまっている。

ネタバレが怖くて、8日の朝には「しばらくツイッターからは離れます」とツイートもしていました。もちろん、ツイッターに限らず全てのSNSからもしばらく離脱するつもりでした。

しかし、幸運にも夜まで掛かると言われていたこの日の仕事は異様な速度で進み「あれ? これ上手くいけばシン・エヴァ観に行けるんじゃね?」という奇跡的な状況に。

※これは後日分かったのですが、実はこの日の仕事の責任者もエヴァが大好きで『シン・エヴァ』を観に行くために頑張っていたんだそうです。奇跡だと思っていたら、仕組まれていたものだったんだなぁ。

 

仕事終わりで、ダッシュで劇場に駆け付けます。

都内は緊急事態宣言中のため、レイトショーもなく、最終の上映回も17時頃。

席はもうほぼ埋まっていましたが、数席の余裕があり、急いでチケットを購入。最終上映の1本前の回を観ることに。

映画館で推しキャラであるアスカのチラシを貰い、ドキドキしながら上映を待っていると、よく見知った顔が視界に飛び込んできた。

何と偶然にも、田口清隆監督が隣の席にやって来たのでした!

同じ劇場の同じ回でたまたま一緒になるとかならまだ分かるけど、満員の劇場で偶然隣の席になるなんてことあるんだとお互いに笑ってしまいました。

しかし、エヴァンゲリオンの完結を見届けるために初日に駆け付けた者の緊張感はお互いに感じていたはず。(たぶん)

ちなみに田口監督は年齢は1つ上のほぼ同世代=つまり中学生でエヴァンゲリオンに出会ってしまった世代。

 

 

そして、いよいよ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が上映!!

※そういえば、絶対に流れると思っていた『シン・ウルトラマン』の予告がなかったのはちょっと残念だったな。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~ここから先は映画のネタバレも含まれます~~~~~~~~~

 

 

いつもなら、エヴァ友達と一緒に、映画は観に行っていました。

今回は急遽劇場に駆け付けたため、1人で3度目となるエヴァの完結を見届けるはずだったのですが、偶然にも観終わったあとに気持ちをぶつけられる人がいてくれて救われたなぁ。

劇場を出て、2人が最初に口にした感想はまったく同じで「卒業式みたいな映画だったね」「同窓会に出席してきた気分」というものでした。

ただ、そこから先は、感想も大きく変わっていて、その最大の理由はちゃんと「エヴァンゲリオンにさようなら」できた田口監督と、さようなら出来なかった僕の差でした。

そう、僕は全てのエヴァンゲリオンにさようなら出来なかった。

 

 

まず最初に言っておきたいのは、僕はそもそもエヴァの終わらせ方に裏切られたことはなかったということです。

全てのエヴァンゲリオンに大満足してきたわけじゃないし、ちょっと好みじゃないなと思った作品もありました。ただ、全てのエヴァンゲリオンの幕の閉じ方は(テレビ版の最終回も、旧劇場版も)本当に大好きなんです。

特に旧劇場版『Air/まごころを、君に』に関しては、エヴァンゲリオンシリーズにおける最高傑作だと今でも信じています。

僕は14歳のときに、エヴァのテレビシリーズと出会い、中学時代の後半はほぼ毎日(受験生なのに)エヴァのテレビシリーズに熱中していたような人間でしたが、旧劇場版を観たあとは「自分がエヴァに求めてるものは全部ここにある!!」という気持ちになってしまい、高校~大学生の頃は、エヴァを観る=劇場版を観るという意味になっていました。

新劇場版が始まった辺りから、またテレビシリーズも観返すようになってきて、「旧劇場版がエヴァの全て」という気持ちでは今はなくなったけど、10代後半から20代の頃に、自分はもう駄目だとなったときに、何度も縋るように繰り返し鑑賞して、僕に勇気をくれていたのがエヴァの旧劇場版。

 

旧劇場版の魅力について語ると止まらなくなっちゃうのでここでは詳しく語りませんが、新劇場版の『破』を観たときには、その面白さに圧倒され感動しつつも、この先に待っている新劇場版の結末は、僕がもっとも愛したエヴァンゲリオンの否定になってしまうんじゃないか? という恐れも抱きました。

 

誤解なきように言うと、別に旧劇場版と同じことを新劇場版でやってほしかったわけではないんですよ。

ただ、旧劇場版で描いたことはある種の失敗として、だからこそオチを作り直しました……そんな結末が待っている不安を持ってしまった。

なので、『シン・エヴァ』を観たことで、僕はやっと安心して「『破』は最高!」とも言えるようになりました。

そう、『シン・エヴァ』は旧劇場版やテレビシリーズの終盤を否定するような作品にはなっていなかった!

それが何より嬉しかった。

 

特に旧劇場版でシンジがユイと別れるシーンで掛かる曲(「夢のスキマ」)が流れ出した辺りでは、もう耐えきれなくて涙してしまいましたよ。

エヴァは旧劇場版が1番大好きという話をすると「バッドエンドが好きなんだ」みたいなリアクションが返ってきちゃうこともたくさんあったんだけど、自分はあれはハッピーエンドの1つのかたちだし、すっごく優しい映画だと思っている。

『シン・エヴァ』で、ゲンドウが旧劇場版におけるシンジの選択について語ったシーンを観たときに、庵野監督からも「あれは決して間違った選択じゃなかった」と言ってもらえたと思い、鳥肌が立った。

言ってしまえば、この映画は旧劇場版の結末に納得いかなかった人(=ゲンドウ)がラスボスだったんですよ!

 

旧劇場版を心の底から愛する人間にとって、こんなに燃える展開などありますか?

 

 

テレビ版、旧劇場版と違って、今回の補完計画の中心(主役)はシンジではなくなるんだけど、そこは『シン・エヴァ』の面白いところですね。

これは、テレビや劇場版では「人類補完計画」という超常現象に頼らなければ描くことが出来なかったシンジの成長や選択を「第三村」という日常の中で達成することが出来たから。

これは観客である僕にとっても希望になります。補完計画なんかなくても、日常の中で人は救われるんだと思わせてくれたから。

「第三村」のパートはこの映画の中でももっとも長いシークエンスだったと思うけど、本来(今までのエヴァ)なら最終回でやるべきことはここで全部やっちゃっているからなんだよね。そりゃ尺も必要になるわけだ。

だから、今までのエヴァがやってきたこと(シンジくんの物語)は村を出たところでほぼ終わっている。

 

 

第三村でも、大好きな描写はいっぱい見れた。

特に良かったのは、14歳のシンジが、大人になっていた同級生たちと一緒に過ごす日常。

同級生たちだけが大人になってしまっているという感覚は、凄いリアルだった。というのも、僕自身が地元の同級生と久々に会う度に味わっている感覚そのまんまだから。

庵野秀明という天才クリエイターに自分を重ねてしまうのはちょっとおこがましい気もしちゃうんだけど、庵野さんも自分と同じだったんだなぁと感じられた。

僕も作家やUMA研究家みたいな仕事をしているわけだけど、こういう仕事って、ちょっと社会からは切り離された感じがするんですよ。

社会人としてしっかり働いていて、結婚して子供もいたりする同級生と会う度に、自分は何も変わっていないのに周りだけが大人になっているという感覚(1人置いていかれてしまったような感覚)をどうしても味わってしまう。

アニメや映画を作り続けていた庵野さんも、きっと何度もそういう感覚を味わってきたんだろうなと、僕は思いました。

その感覚が第三村パートではしつこいくらい丁寧に描かれていて、そのうえでシンジが大人になっていくというのは説得力ありました。

 

ただ、僕自身はシンジくん(庵野監督)のように大人にはまだ全然なれていないんだけど、終盤になると僕のような観客は、シンジではなくゲンドウのほうに共感できるような構成になっていくのも素晴らしい作りだと思いました。

 

 

そんなわけで、「エヴァンゲリオンの結末は裏切らない」という僕の中の記録はまた更新されたわけですが、まったく不満がないというわけではありません。

というか、不満点、物足りない点に関しては、3つの結末の中でも今回が一番多かったというのも事実。

一番物足りなかったのは、エヴァでしか見られないような映像、エヴァが見せてくれる新しいビジュアルショックのようなものがほとんど感じられなかったところ。

テレビの最終話や旧劇場版にはそういうものがいっぱいあったんだけど。

ただ、これは中学生の頃と比べたら、今の自分はいろんな映画や映像作品も見漁ってしまったというのも大きいとは思うけど。中学生のときにエヴァを観て斬新だと思った表現にも、元ネタになった作品があったことを後になっていっぱい知ったからね。

 

でも仕方ないことではあるんだけど「惑星大戦争だ!」「まさかの、さよならジュピター!!」みたいな感動よりも、「こんなの初めて見た!」「こんな映像表現があるのか!」という感動を、30代もそろそろ終わってしまう自分にも見せてくれることをエヴァにはどうしても期待してしまう。(贅沢ですみません)

 

ただ、そういったところは作り手側も気付いているのかな? と思う。

というのも、今回3人目の綾波レイは、コピーであるということを旧作以上に強調していて。

庵野監督は旧作の頃から、「自分のやっていることはコピーに過ぎないんじゃないか?」 ということを何度も発言されてきた。

新劇場版ではアスカまでもクローンであり、誰かのコピーであることになっていたけど、そこには「コピーでもいいじゃない」「例え誰かのコピーだとしても、そこで停滞するのではなく、前に進んでいくんだ」という気持ちは受け取れた。

斬新さや、目新しさが旧作と比べて少ないことへの物足りなさは、コピーとして生きているレイやアスカを見ていたら、そこまで不満にも感じられなくなってきたのも確かだ。

 

 

物足りないと言えば、バトルシーンもそうだったかな?

僕の愛する旧劇場版は、好きな人も駄目な人も後半の展開ばかりを語りがちな印象が強いんだけど……でっかいヤツが暴れているところを楽しむ娯楽アニメ作品としても、弐号機VS戦自、VS量産機の流れこそが、至高だと思っている。

あれが最高の(アニメでは)巨大戦だなぁと観返す度に思う。

世間的には、旧劇場版と新劇場版だとエンタメとして作られているのは、新劇場版という印象がどうにも強いみたいだけど、個人的には『Q』以降のバトルにはちょっと物足りなさを感じる。

もちろん充分に凄いんだけど、これはあくまでも、それ以前のエヴァと比較してね。

 

ただ、『Q』と比べれば、今回のほうがバトルシーンも良かったです。

自分にとってエヴァは、日常に非日常がやって来て、それを巨大ヒーローがやっつける。まさにウルトラマン的なフォーマットの作品だったんだと思う。(『シン・ウルトラマン』楽しみですね)

それがずっと異世界で戦うようになると、自分が好きなバトル描写とは変わってきちゃうんだと思う。怪獣(使徒)のデザインもどんどん抽象化されていっちゃうしね。

シン・エヴァは、Qのときにはなかった、日常的な場所でのバトルもいくつか見られたので、そこは良かったと思う。

 

 

他にも良かったところ、物足りないところは言い出すとキリがない。

まだ映画も1回しか観れてないし(やっぱりレイトショーがない状況はキツイ)パンフレットも声優さんのインタビューしかまだ読んでないです。

いつもなら真っ先に監督のインタビューを読んでしまうんだけど、今回は「何故こういう作りの映画にしたんだ!?」という疑問が浮かんでこないくらい丁寧にすべてを説明してくれたような映画だったからなのかな?

監督のインタビューを読んじゃうと、答え合わせになってしまう気もしてしまうので、そこを読むのは2度目の鑑賞のあとの楽しみに取っておこうと思う。

それまでは自分の中で、3度目のエヴァの結末についてぐるぐる考え続けたい。

 

 

映画のラスト、最後にシンジを迎えに来たのはマリだった。

マリはアスカやレイと比べるとと言うか、個人的にはマヤやヒカリ以上に思い入れが薄いヒロインだ。

坂本真綾さんのインタビューを読んだら、マヤは庵野監督のキャラというより、やっぱり鶴巻和哉監督が生み出して育てたキャラだったんだなと思った。

もちろん、鶴巻監督の作品にも好きなものはいっぱいあるけど、エヴァの世界にいて愛おしく見えるのは庵野監督が作ったキャラだったんだろう。

でも、この映画のラストでシンジの前に現れたのが、庵野さんとは別のクリエイターが生み出したキャラクターだったというのはポジティブな気持ちにさせてくれた。

他者と関わりながら、何かを生み出していく。

エヴァには庵野監督の私小説部分があると思うけど、そう考えるとこのラストは、今までのどんなエヴァよりも前向きなのかもしれない。

 

それでも、僕にとっては旧劇場版の「人と関わるのは怖いし、自分が他者から受け入れられる根拠なんてないままだけど、それでも人と会いたい、関わっていきたい」という選択をしたシンジくんこそが、もっとも勇気をくれるものだったし、これからの僕も支えてくれるんだとは思う。

旧劇場版の凄いところは、シンジが他者との交流を求めるまでの流れが、絶望していく過程と比べると全然描かれていないんだよね。

でもさ、そんな状況でも、他者を求めるところがいいんだ。希望はハッキリ持てなくても、人と関わっていこうというのが、リアルなんだよ。薄っぺらな人間賛歌よりも、よっぽど僕の背中を押してくれる。

これからも何かある度に、僕は旧劇場版を観返しつつ生きていくんだろうし、エヴァの呪縛からも解放されないままなんだけど、別に「それも悪くないや」と思う。

エヴァの呪縛から無事に解放された田口監督を見て、羨ましいなぁと思ったのも真実ではあるけどね。

 

 

 

まだまだ言いたいことだらけなんだけど、最後に1つだけ。

自分は『エヴァ』が大好きだけど、正直思い入れの全然持てないキャラクター何人かいたんだよね。

でも新劇場版では、旧作ではあまり愛情持てなかったキャラも大体好きになれた。

これは旧作のエヴァの何も否定せず、全てを丁寧に作り直した故だと思う。自分にとってはどうでもいいと思っていたキャラや設定にも作り手の拘りはあって、ちゃんと意味があったんだなぁと。

あと、この僕の感想を読むと、神映画である旧劇場版と比べると、新劇場版はまだまだだったと感じてしまう人もいるかもしれない。

でも、大好きな旧劇場版でも数少ない不満に思っていた点、物足りなかったところが、『シン・エヴァ』では丁寧に拾われて、描かれ直されていました。

だから、愛する旧劇場版に勝っていると思わされたところも存在する物凄い映画だったんですよ。

特に旧劇場版ではもう記号としての意味しか僕には感じられなかったゲンドウとレイの描写には満足してます。

2人目が死んじゃっていたレイはともかく、ゲンドウの結末に関しては旧劇場版でもっとも物足りないと感じていたところだったので……24年の時を経て、ゲンドウに銃弾をぶち込むことに成功したリツコさんにも、スッキリしたっ!!

 

 

とにかく、今は、来週また観に行く予定の『シン・エヴァ』のことが楽しみ。

きっと、もう1度観たら、また違った感情も湧いて出てくるんだろうなぁ~。

※今度は友達と一緒に観に行く計画も立てられた。

『月刊ホビージャパン4月号』本日発売!

『月刊ホビージャパン4月号』本日発売です!! 

 

今月は「エヴァンゲリオンは実在した!!」というコラムを書いていますよ。 

このタイトルを、ホビージャパンさんに掲載するコラムで書ける喜びと勇気っ!!

『中沢健のUMA・オカルトチャンネル』公開した動画が100本になりました!!

毎週水・土曜日の20時にUMA動画を配信している『中沢健のUMA・オカルトチャンネル

 

 

 

 

先週の土曜日に公開したのが何と……100本目の動画でした!!

100本目の動画は、昔の朝日新聞を見ていたら、ティラノサウルスの生存を伝える記事を発見しちゃったよ! という回でした。

 

 

 

UMAだけにテーマを絞って100本も動画を作って公開してきたんだと思うと、感慨深いです。

まだ、スカイフィッシュもイッシーもジャノも扱っていないうちに100本ですよ。

UMAの種類も、UMAの楽しみ方も本当にいろいろあるんだということに、改めて気付かされました。

 

 

 

 

 

 

100本突破記念企画も近日実施予定なので、お楽しみにっ!!

 

これからも、『中沢健のUMA・オカルトチャンネル』の応援をよろしくねっ!!

 

 

『映画秘宝4月号』で、『ガメラ2』予告編のレビュー記事を書きました!!

G2ガメラが表紙の『映画秘宝4月号

平成ガメラ大特集で、自分も寄稿させていただきました!

 

 

自分が書いたのは『ガメラ2予告編』のレビュー!!

そうなんです。映画本編ではなく、予告編について書かせていただきましたっ!

このカッコいいにも程がある予告編についてねっ!

 

映画の公開前ならともかく、もうとっくに本編も公開されている……25年も前に公開された映画の予告編についての記事を作るのは、かなり珍しいことだと思うのですが、『ガメラ2』の予告編には、ある意味1本の映画に並ぶような価値もあるということで、予告編についてのスペースを特集内に作りました!

明日(20日)発売です。よろしくお願いいたしますっ!!

 

『ガメラ2』は現在、4Kドルビーシネマ版が上映中!!

 

『ガメラ2』は本当に最高の映画なんだけど、日常が非日常に侵食されていく様を楽しむ怪獣映画としても、ガメラを主役にしたヒーロー映画としても、自衛隊も民間人も全力で頑張る戦争映画としても、いろんな切り口で見て最高なんですよね。 いくつも最高が積み重なって出来上がっている映画。

そんな最高ピラミッド状態の映画が、最高の環境で劇場で観られるチャンスなので、みんな劇場に行ったほうが良いと思うし、こういうご時世なので劇場に行くのは難しいという状況の方でも、まだこの映画を未見の方がいたら、せめてブルーレイか配信などで1度はご鑑賞いただきたい!!

短編映画『砂城楼子のつまらないお仕事』に、出演させていただきました!!

役者でもないのに、この数年はキャストとして参加させてもらう作品が時々現れます。(貴重な経験をさせていただき感謝です!)

 

ということで、自分も出演させていただきました短編映画『砂城楼子のつまらないお仕事』の予告編が先日公開されました!!

きっと予告を観ても、どんな映画なのかは想像つかないと思います・笑。

でも、面白い作品であることは伝わるはず!

 

予告編のご視聴は、コチラからどうぞ!!

 

 

自分は本編も観させてもらっていますが、実に変テコな……だけど勇気をもらえるような映画になっていて良かったなぁ~。

 

僕は、主演の山本亜依さんや、堀内正美さんと一緒に2つのシーンに登場させてもらっています!

堀内さんとはもう10年以上お付き合いはあるのですが、まさか一緒にお芝居させていただく機会があるとは思ってもみなかったです……緊張もしたけど、凄い嬉しかった!!

自分の出番が終わったあとに撮ってもらった記念写真です!!

※堀内さんから送っていただきました!

 

主演の山本亜依さんは現場を楽しい空気にするのも得意な方で、本当に楽しく撮影が出来た。 

やっぱり本業が役者じゃないということもあって、キャストとして参加させてもらった作品では、いつもだと楽しさより緊張が勝っちゃうタイプなんですけど、この作品の撮影は楽しさのほうが勝っていた気がする。

 

それと、直接の共演シーンはないんですが、木之元亮さんと現場でお会いできたのも嬉しかった! 

本当は、現場でもお会いする予定はなかったのですが、撮影が押したために、ご一緒できました・笑。 完成した映画の中でも、木之元さんと山本亜依さんのシーンが凄く良いんですよ~。

『砂城楼子のつまらないお仕事』は、これから、いろんな場所で観られる機会があると思いますので、楽しみに待っていてくださいね!

 

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