元マッキンゼー伊賀泰代さん著「生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」を読みました。ホワイトカラーの生産性という自分自身を振り返ることが出来る、大変参考になる一冊でしたあ。ホワイトカラーの皆様、必読の書です。
「成長するとは生産性が上がること」、以下印象に残った点を引用します。
1.生産性向上へのプロセス
「定型オペレーション業務の生産性向上」→「余裕時間を生み出す」→「余裕時間をイノベーションのために投資」→「イノベーショ
ンによる大幅な生産向上の実現」
2.生産性があがるとは?
(1)今まで何時間かかってもできなかったことが、できるようになった。
(2)今まで何時間もかかっていたことが、一時間で出来るようになった。
(3)今まで一時間かかって達成していた成果よりはるかに高い成果を、同じ一時間で達成出来るようになった。
(4)上記で手に入った時間が、別の「今まで何時間かけてもできなかったこと」のために使われ、出来るようになる。
3.ブランク資料
コンサルティングファームではブランク資料を作らずに情報収集を始めることは不可能(もしくは御法度)とされています。通常、
上司や顧客から資料作成を依頼されたスタッフは、まずブランク資料を作り、それそ上司や顧客に見せてアウトプットイメージを
共有してから情報取集や分析に取りかかります。
引用を終わります。
生産性とは工場の中だけでなく、今の日本ではホワイトカラーにこそ必要とされているものであることを強く再認識することが出来ました。そして、デスクワークをしっかり分析・定義するマッキンゼー流のバリューの高さにも再敬服します。
私もまだまだ生産性を上げることが出来ると確信しました、勉強と行動改善を続けます。