荻野貴司の3ベースから生まれた8回裏の逆転劇☆ZOZOマリン観戦記【2019.5.4 vs.F】
10連休も終盤を迎え、仙台・大阪遠征から千葉へ帰って来たマリーンズ。12時30分を過ぎた頃から結構な雨が降ってきましたが、試合開始30分前にはすっかり晴れ間が広がりました。スコアボードの背景が緑の芝（？）になっているのは特別仕様でしょうか。
先発はボルシンガー投手。いきなり先頭の西川選手にラグーンへのソロホームランを浴びてしまいますが、その後は落ち着いたピッチングでサクサクと打ち取って行きます。
3回までヒットは田村選手の1本のみというマリーンズでしたが、4回には中村選手が左中間フェンスを直撃するツーベース！3塁まで進みますが、後続が打ち取られてこの回は得点できず。
しかし5回、先頭の大地選手がラッキーな内野安打で出塁すると、スタメン出場の清田選手がレフトへのヒットで続きます☆
これでノーアウト1塁3塁となり、最低でも1点、できれば逆転を狙いたい場面。ここで1アウトからファイターズのバッテリーミスで労せずして同点に追いつきますが、ここでも後続が倒れて追加点を奪うことはできず。
満員御礼が出ました♪
6回、ボルシンガー投手が1アウト1塁2塁とすると、ここでファイターズ・平沼選手にタイムリーを浴びて2失点目。再び1点を追い掛ける展開となります。
更には7回、2番手の松永投手がノーアウト2塁3塁のピンチを招いてしまいます。ここでランナー2人を還してしまうと終盤で3点差となってしまうような場面でしたが、1アウトから代わった西野投手が怖い中田選手と田中賢介選手を打ち取って何度もグラブを叩きます！ここを無失点に切り抜けたのは大きかったですね！
続く8回は田中靖洋投手。先頭の渡邊選手にフォアボールを与えてしまいますが、田村選手が牽制で刺すファインプレー！後続を打ち取ってこの回も無失点に切り抜けたのも大きかった！
そして迎えた8回裏の攻撃。ファイターズはマリーンズが苦手な宮西投手へとスイッチしますが、1アウトからの荻野貴司選手の打席…
これがライトの頭を越すスリーベース！1アウト3塁となり、同点への期待が高まります！
ここで角中選手が全てのマリーンズファンの期待に応えて、ライト線へポトリと落ちるタイムリーツーベース！試合終盤での同点劇にスタンドが一気に盛り上がってきました！
中村選手がショートゴロに倒れてしまいますが、続く井上選手がセンター前へ弾き返すタイムリー
これまでなかなか打てるイメージが持てなかった宮西投手からの逆転劇に、全てのマリーンズファンが大興奮したことでしょう☆
今シーズンは打撃不振で2軍落ちも経験した井上選手ですが、ようやく昨シーズン幾度となく見せてくれた勝負強さが戻ってきてホントに嬉しいですよね～
9回のマウンドにはもちろん益田投手が上がります。先頭の代打・杉谷選手をセンターフライに打ち取ると、続く西川選手と大田選手を連続三振に打ち取ってゲームセット！
今日は試合終盤での見事な逆転勝ちで、令和最初のマリンでの試合を勝利で飾ることになりました☆
メガホンを持つのは珍しく井上選手♪
お立ち台には7回のピンチを抑えた西野投手と、8回を抑えて今シーズン初勝利を挙げた田中靖洋投手。そして同点タイムリーの角中選手と決勝タイムリーの井上選手という賑やかな顔ぶれになりましたが、今日の逆転劇を生むきっかけとなったのは間違いなく荻野貴司選手のスリーベースでしたよね☆
…ということで、見事な逆転勝利を飾ったマリーンズ。リードを守り切っての勝利も嬉しいですが、今日のような負け試合を拾い上げて勝利を勝ち取ったようなゲームも最高ですね！
気が付けばパ・リーグで貯金を持つのがホークスのみという混戦に。まだ2つ借金を残すマリーンズですが、明日・明後日も勝って借金を一気に完済し、上位争いに食い込めるように頑張って欲しいですね！
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