神戸の県庁。近ごろ、多くの方と直接、間接を問わず意見交換を行っている。多くは県政について。


近年、SNSもあり、政治家が広報誌など紙媒体を発行せずとも自らの意見や考えなどを発信することができるようになっている。おかげで選挙区外の人の主張なども知ることができる。一方で、かなり偏った人の意見を目にすることも増えた。選挙民が投票しているから議員なり首長になっているのだが、偏ったという表現では済まない方も増えている。こうしたことが家族の反対など政治家の成り手不足に拍車をかけていることは間違いない。


ネット社会には特有の匿名という課題もある。私も当日記をはじめとして発信を心掛けているが、匿名の方とのネット上で政治の議論などをすることは避けている。実名と匿名で論争して、最後に匿名の側の発信者情報云々とかのトラブルにもなってしんどい。こうしたネットあり方は未だに過渡期だ。


匿名はともかく、実名で議論していて本音での議論は面白いのだが…。



他の報道でも、橋下氏が国会議員団を批判するのはコメンテーターとして、バランスを取っているとして「テレビに出続けるための橋下さんの一流のテクニック」という話も出ていた。この足立さんの指摘。私も全くそのように見ていた。中立とか公平性とかテレビ局なりの指針もあるとは思うが、肯定的に伝えられている内側からでもこのような声が出ているのをなんと聞くのだろうか。最終的にはテレビ局の側の問題だ。

会派の議員団総会。代表者会、議会運営委員会、議員定数特別委員会の報告などを受けて協議。

特に、時期統一地方選までに解決しなければならない一票の格差(較差)の問題を受けて当該地元地域から要望書が出されるなど議論が活発化している。

但馬地域の美方郡選挙区(定数1)を豊岡市選挙区と朝来・養父市選挙区のどちらと合併するか、相生市選挙区(特例選挙区・定数1)をどうするか。合併させるならどこの選挙区とするかなど。議会をトータルコストを考えながら、資質をあげるためには定数の削減は避けて通れないが、現在の議論はその観点ではなく、人口減少対策のみ。会派内で意見がまとまっていないところもあるそうで意見集約は先送りになったとの報告も。


最後に、12月定例議会の本会議質問について協議。

その後、県幹部を訪ねて意見交換など。これまでの方と少し違った見方をされていた。多様な意見があっていい。

東灘区御影山手のふくあかりでざるそば。