横浜市長選挙の結果が報道されている。予想以上の大差に驚いている人も多いが、永田町の受け止めは想定通り。倒閣などの動きにはなっていない。この状況では派閥幹部らが落選するほどでもない。早くに失速したのでこの結果は織り込み済みを前提に動く。
 
緊急事態宣言発出中のため朝の街頭演説は自粛。神戸へ。所用を済ませ、県庁へ。各会派代表者会・議会運営委員会を受けて、会派の議員団総会。

各種会議の報告、9月議会の代表質問の内容協議など。議長公用車の選定方法を変更すること、なぜか途中契約変更コストの計算方法がこれまでと違っているとの指摘や説明もあった。この問題を議会で初めて提起したのは当会派の所属議員。十分に説明を受けているのだろうか。私より遥かに気が短い。心配になる。

既に先週から議長車が変わっているという情報も。というか本当にミニバンタイプに変わっている。駐車場では議長車が変わっていることが周知されておらず、入口で止められたとか。自由に変更できるものなんだ。私が知らないだけか…。
 
これまでは知事が車を選定したら、県議会議長分も有無を言わさず全く同じ車種2台を契約していた。何が二元代表制だ、と思っていたらまた同じことをやっている。知事が変えたら議長も右へ倣えなのか。

変えるのはいい。議会でルールを決めるとか協議後ではないのか。なぜ先に変える。しかも前のセンチュリーは隣においてある。

議長を排出したことのない会派にいるので同乗すら一度もないが、さすがにおかしい。これまで乗っていた人がおかしいと言ってこなかったことも更に不思議だ。1年交代の弊害といえば済むことなのか。

私、この公用車の問題は確かに象徴的ではあったが、程々にすべきではと決算特別委員会にかかる会派内の打合せでも言って実際にそうしてきた、穏健派だ。こんな姿勢ならそんなこと言わなければよかったかとさえ思う。なぜ堂々としないのか。新しい車の予算はどうなっているのか。9月議会の代表質問の項目の中で、特に新体制、刷新の姿勢の問題が候補にあがっているが、こんなことでは先が思いやられる。関係ないとは言えない。

王騎将軍のように刷新に期待してすぐさま成果を求める声がある中で、私は一定の配慮をして見守っている。しかし、よく考えたらなんだこのやり方…。
 
その後、全議員対象の県議会政務研修会。講師は慶應義塾大学の谷口尚子教授。「政策提言機能強化のために。地方議会の課題と未来を考える-合意形成・デジタル化・住民との協働-」と題する講演。
 
コロナ禍ということで、私はオンライン出席。専用のソフトをダウンロードして自席で参加。
 
 
 
 
ノートパソコンのスピーカーって案外(というか当然か)聞こえにくいんですね。そのあたりわかっている議員はイヤホン使ってました。今頃になってもオンライン会議まだまだです。
 
実際のリアル会場の様子
 
オンライン研修の途中、教育委員会総務課のM副課長らから「県内の新規感染者急増を踏まえた学校の感染防止対策の徹底」(下記リンク)について説明を受ける。
私にも下記のような連絡が届いている。
「もうすぐ、学校が始まりますがすっごく不安です😣
ニュースでみましたが、休校にならず感染者が出たら臨時休校にと聞きましたが…。
学級閉鎖にも震えてます😫
県と市では、同じような対策や方法なんですか😩?別の自治体では色々されてると小耳に挟んだもんで
やっぱり、独自に対策とか難しいんですかねぇ😰?」
 
小学生のお子さんを持つお母さん。これだけ陽性者が増加し、デルタ株は子どもでも感染しているといった報道も多い。心配されて当然のことだろう。姫路市立の小中学校は8月25日が始業式の予定だ。丁寧に説明をしていくこと、そして感染防止を徹底することだ。
 

学校といえば、毎日新聞で教員免許更新制の廃止決定との報道があった。数ヶ月前にも記したが、見通しでなく、現実のものとなる。しかも、全くと言っていいほど与党内からも反発がない。萩生田文科大臣の廃止方針に当時導入した人たちが反発しているといった話もなかった。むしろ沈黙している。これこそ一体何だったのか。