神戸の県庁。会派の当番で控室で終日活動。新型コロナ感染症の大阪府での感染拡大が止まらない。曜日あたりの最高を更新している。

兵庫県も増えているのだが、同じ人口あたりにすると大阪府のほうがはるかに厳しい状況だ。疫学調査で濃厚接触者を追うのも困難だろうし、重症病床への入院もかなり厳しい状況だろう。感染拡大がそこまででもない滋賀県に支援要請をしたそうだが、さきには東京都などに先駆けて緊急事態宣言を早く解除させたり…。表立った批判は少ないが、結果だけを判定すると大阪府の結果はかなりまずい。

なのに結果責任になっていない理由は何なのか。永田町の友人がある政治評論家が書いたものを送ってきてくれた。真似をされたら困るのでそのものは記さないが、要はテレビに出続けているからという。

結果と関係なく、支持率がそんなに下がらない理由はそこにある。東京はぶら下がりだけで、テレビ番組をはしご出演している大阪と比較するのは失礼たが、結果として同じことをやっている。作業着を着ているのも共通している。私は詳しく知らないことだがマーケティング理論とはそんなことらしい。

兵庫も感染状況は厳しいが、数字上の結果以上にコロナ対応への批判は大阪よりはるかに強い。結果とは逆ということだ。知事選挙の関係者などはこうした鬱憤のようなものも批判としてぶつけている。当初、私ももどかしく感じたこうしたことが理由がわかると冷静になった。自分の手の及ぶところでない。ネットで批判しようがそんなことで変わることはない。色々知らせてもらうが、個人の短銃レベルのSNSの書き込み程度では何も変わらないのである。

夜、知事の囲み会見がNHKで報道されていた。本県としては3度目となる緊急事態宣言の発出に向けて調整する意向を表明。大阪府が先行しているのでこの方向は避けられない。隣人との距離のとり方、知事選の争点の最も大きな点となるだろう。一般県民と県政関係者の意識が大きく乖離している点でもある。

緊急事態宣言は県単位となっているが、要請内容がどうなるか、地域ごとに感染状況はかなり違うので対策も濃淡が必要となるだろう。

昼食にいくとお店は閉まっていた…。神戸市内の三宮や元町。昼間はかなり人は減少していると感じる。夜はもっとだと思う。

高架下のみなと軒でラーメン。