早朝起床。姫路駅前。通常の朝の街頭演説の時間前に新幹線で出発。

天気はどんより。雨もポツポツと。


週末公開となった映画「引っ越し大名」。私も見るつもりです。

県庁舎等再整備協議会の管外調査のため、宇都宮市にある栃木県庁へ。2007年に建て替えが行われた栃木県庁の3つの庁舎のうちの1つ、議会棟の調査。


議会棟。行政棟とは渡り廊下でつながっている。



兵庫県議会の長岡議長から今回の調査の趣旨説明

栃木県議会事務局の篠崎事務局長のご挨拶

同事務局の大橋次長から栃木県議会の議場及び議会諸室の現況について説明を受ける。その後、質疑応答。








私からも質問

栃木県に「県庁舎等整備検討委員会」が設置されたのは1985年(昭和60年)。実際の移転の22年も前のこと。以降、研究会や専門部会の設置、建設費用に充当するための「栃木県県庁舎建設基金」の設置などの準備が行われてきたが、2000年に関係業務が一時停止となっている。同じ年に統一地方選があり、知事選が行われている。5選目を目指す現職を相手に新人が挑み、新人が勝利して見直されたという。

県庁舎や市役所は一般住民が働く場ではなく、一時的に訪れるに過ぎない場のため、多額の公金を投入するということに批判的な声が多い。選挙で庁舎の建替えが争点になり、現職が敗れるという話はよくある話だ。とはいえ、老朽化は確かだから、この4年後の選挙の際の争点は現職、別の新人(現職)ともに建て替えの必要性は認めて、争点は高さくらいだったという。

3庁舎全体と地下駐車場の総工費は約530億円(うち議会棟だけで100億円弱)。財源として活用できる整備基金が400億円弱(うち200億円は土地開発公社が拠出)となっていたが、県債を240億円発行したため、基金は280億円程度を取り崩すことで財源措置ができた。

別に県警本部も建て替えたため基金は更に約60億円取り崩されたが、最終的に約70億円残った。

議会棟が行政側より9ヶ月早く新庁舎に入ったのは旧庁舎を残したまま新庁舎に入れたからで(統一地方選の際に一気に引越)、行政は行政側は仮庁舎に一時移転してから新庁舎建設となったため、少し遅れた。

議会棟建て替えの2007年当時の先進的な都道府県議会庁舎として沖縄、宮城を視察し、近隣の茨城、群馬県議会の庁舎も見学に行った。

新庁舎でいま改善点をあげるとすれば空調設備の集中管理は問題がが多いということ。特に天井の高い議場や吹き抜けのホールはなかなか温度調節が効かない。そのため、夏、冷房をきつくすると、別の狭い部屋では寒すぎるといった問題が起きる。また、行政棟などは太陽の当たる当たらないで温度が相当違うので、同じ温度の集中管理では、寒すぎる、熱すぎるの問題が発生している。

地元の宇都宮市との(都市計画等の)調整は特になかった。議会等を行政棟に含むなど合築の検討もしなかった。議員駐車場は地下に1人1台確保した。議会棟は緊急災害時の一時的な避難所としても活用できる。とはいえ、あくまで一時的な避難の場所である。地元の益子焼で作られた壁や県産木材の活用もした。
建設当時、(建設費が高いなどの)県民の批判はあまりなかったと承知している。

この他の基本的な事前質問の回答



全体配置図

その後、設備見学。
兵庫県議会と同じ一般的な扇型の議場。

後方の席は記者席。

こうした位置関係は国会と同じ。

議員入口から入場

議長席

左手にある事務局長席のモニター。押しボタン投票に対応していることがわかります。

議員席にある押しボタン。とはいえ、あまり使われていないそうです。

私の早大鵬志会の後輩 白石県議の席がありました。少しの時間差で本人とは会えませんでした。残念。


5年前に廃止された速記席。そのまま残されています。

記者席の上が傍聴席。

一般傍聴席の横には防音の親子室。赤ちゃんが泣いても大丈夫という。

ベビーベッドも

議場ロビーの陶板(益子焼)


議運室



勤続25年以上の議員の肖像画

議長室


議員控室(とちぎ自民党の控室を見学させてもらいました)
役員室や個室はないとのこと。

議員応接室

別の応接室。いずれもその調度品といいかなり立派です。

議会図書室

議員登庁ランプ。議員が自分でタッチパネルで操作します。


喫煙所
健康増進法が一部適用されていますね。

1階ロビー。県議会PRコーナー

議事堂カフェがあるそうです。民間事業者がお昼の営業をしています。残念ながら工事の関係で休業中。




地下駐車場ゲート。ナンバー読取り認証。

別に、県庁舎本館も見学。
巨大なロビー

中央の階段に「栃木いちご王国」の宣伝
庁舎に使われている県産材の説明。

エレベーターに入ってビックリ!
いちごのPRが凄い!

最上階の展望コーナー

以上、大変勉強になった。

その後、東京を経由して姫路へ戻る。