神戸の県庁。県議会文教常任委員会の管内調査(東播磨)。県加古川総合庁舎にある播磨東教育事務所へ。



谷口委員長の冒頭挨拶

川由所長ら幹部の皆さん


管内概要、所管事務の説明を受け質疑応答。



私からは公立高校の学区統合再編の影響等について質問。旧加印・北播・明石学区が統合し、第3学区となったが、瀬戸内海寄りの学校の人気が高まる結果が出ているという。具体的な学校名をあげての答弁はなかったが、このあたりの進学校、県立加古川東高の大学進学成績は今のところ統合前とそう変わりはないように見える。今後も変わらないのだろうか。

高校同級生で、教育振興課指導主事の和田くんと。私も昔は彼くらい細かったんですが…。

その後、県立加古川南高校。地域オープン講座実施校としての調査。


原校長のご挨拶


本校は平成18年度に総合学科となった学校。必修以外の科目が選択性になっているが、総合学科となるには選択科目を沢山用意する必要がある。そのためクラス定員に余裕のある一部授業を生徒以外の地域住民に開放している具体的には下記資料にある第二外国語の授業だ。

第二外国語でも、ハングルⅠが対象外なのは生徒人気が高く定員に余裕がないためという)。


受講者は40代の一人を除いて60代以上。中には10年連続で学んでいる人もいるという。生徒と同様に試験もあるが、地域受講者の方が成績がいいようだ。とはいえ受講者の単位認定はない。 

経緯としては、本校が地域の避難所指定を受けるなど地域住民との交流を大切にしていること、同じ総合学科の県立香寺の先行事例を参考にしたという。

その後、多可郡多可町にある多可町立八千代中学校。青少年のインターネット利用対策先進活動、SNSルールづくりプロジェクトの調査。


サンテレビ、県議会リポートのテレビ取材も。

浦川校長ら幹部の皆さん



スライドを使って説明を受けた後、質疑応答。



町内3中学校5小学校の代表者や県立大のソーシャルメディア研究会の大学生らでワークショップを行い、SNSの時間制限のルール化を提言したという。



多可町のケーブルテレビである町民に馴染みの深い多可テレビで放送することによって、家族にもルールが広まり、保護者が注意しやすくなったという。

これらのSNSに対する取組でスマホサミットin兵庫で大賞を受賞

私からは生徒のスマホ所持率等について質問。
多可町の中学生・小学生(4〜6年生)のスマホ所持率は28・29・30年度それぞれ以下の通り
28→43.8→55.3%(中学生)
20→26.8→29.8%(小学生高学年)
ちなみに中学生の兵庫県平均は29年度62.4%という。
この3年間の増加率も凄い。このペースで所持率が上がれば、いずれ経済的理由でスマホを持てない生徒が仲間に入れないなどという問題が中学生の段階から出る、新たないじめなどにつながる可能性があるだろう。

その後、学校見学。夏休みなので生徒はいない。

校内に掲示してあった啓発ポスター

建築基準法の高さ規制に触れていたコンクリート壁の撤去工事が始まっている。サッカーのボール蹴りの壁としてたまに使われていたという。

その後、加西市にある県立播磨農業高校。



部屋には衆議院議員在職50年、ハラケンこと故 原健三郎衆議院議員の書が掲げられていた。


新在家校長から学校概要の説明や就職、進学状況等の説明を受ける。





学年別カリキュラム


本校は耕地面積30ヘクタールを有する西日本最大級の学校。農業経営者育成を目指した実践的農業教育の推進を最大目的に設置されている。文部科学省指定「農業経営者育育成高等学校」。

私からは、在校生340名のうち県内各地や遠くは淡路や徳島からも入学している現状の中、100名程度が加西市内の中学校から進学していることに着目。

加西市民に農業の就業を志望する中学生が突出して高い理由はないだろう。市内で通いやすいから志望したと考えられる。遠方から農業を生業と考えているような、寄宿舎生活をしているような農業志望の生徒との意識格差、学校の対応について質問。学校では区別なく同じ教育を行っているそうだ。1年生男子の全員入寮制などで意識変革を行っていくのかもしれない。

その後、畜産科酪農コースの現役生徒さんから「ウシ受精卵による遺伝子ビジネス」〜効率的な受精卵回収から受精卵の供給へ〜と題する取り組みについて説明を受ける。


簡単に言えば、乳用牛を繁殖するにあたって、従来の人工授精による繁殖ではなく、有用な血統のウシを用いて受精卵をつくり、それを農業者に販売し子宮内に受精卵を入れて繁殖させる方法。

精液ではなく、既に受精している卵を直接子宮にに特別な技術を用いて注入、着床させるメソッドを開発しているという。


本校の乳用牛


BCSはウシの体格の指数。痩せすぎ太り過ぎは受精卵が回収できにくいことがわかる。

ビジネスとして成り立つかどうかの試算

チャンピオン牛を出し続けている播磨農業高校畜産科酪農コース。今回の発表は全国大会で最優秀だったそうだ。若い人が一生懸命頑張っている。負けられない。

飼育現場では牛がエサを食べていました。


全国大会にも出場したという馬術部の皆さんの歓迎を受ける。