イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

ポルトガル紀行第3段は、GT-Rのお話しを致しましょう。
実はエストリルサーキットでGT-Rに乗るチャンスがあったんですよ!

エストリルサーキットと言えば、1996年(だったかな?)まで
F1が開催されていたサーキットだったりするんですよね。

もちろん走るのは初めて!
コースレイアウトもまったくわからないので
横にインストラクターの方が同乗してくれての走行になりました。

私の横に乗ってくれた方は、スペインの方で、職業はレーシングドライバーとのこと。
最初に彼が運転してコースを見せてくれて
ここはコーナーが深いから要注意だとか、ここはかなりスピードを落とさないと
危ないとか教えてくださいました。
走行中は主にブレーキングポイントについて、アドバイスしてくださったんですけど
というのも英語でのやりとりなので、複雑な話はわからないんですよねぇ~(汗)。
実は隣に乗っているのが怖いときに叫んでいただけだったりして(笑)。

さて、GT-Rはですね。進化してました!
北米でも発売されるということで、北米の道に合わせて
主に乗り心地対策をしていたら、ニュルブルクリンクでも速くなってしまったそうなんです。
ナント9秒も速くなったというからビックリですよね~。
前のデータがところどころウェット状態だったとはいえ、
横Gにして、コンマ2~コンマ3Gほど上がってしまったっていうんですから。スゴイ!

日本でのお客様から乗り心地と、シートのフィッティング、ブレーキパットの鳴きを抑えて
等々の要望があったそうで、それらも盛り込まれている様子。
まぁシートに関してはまだ同じでしたけどね。

路面の悪いところとか砂漠とかに登場する穴ぼことか段差を超えたときの
エンジン&ミッションのブルブル振動をなくすために
マウントとボディが同位相に揺すられるようチューニングしたら
結果的にサーキットでもよくなったんだそうです。

この次ぎは欧州向けが待っています。
既にプリオーダーが始まっていて、このままいくと2~3年待ちになっちゃいそうな気配
だそうですが、価格が83000ユーロ(日本円にして1200~1300万円)ということで
さらなる質感の向上を考えているんだとか。
結果的にスキが埋まっていくことになるので、サーキットでも1~2秒速くなることが
予想されているんですって。

いやはやGT-Rって進化する生き物だったんですねぇ。
私が乗っていちばん感じたのは、ミッションのフィーリングが少々滑らかに
なっていたこと、なんといってもロールというかクルマの動きにナチュラルさが
出てきて、コーナーの進入で動きとかスピード感とかが掴みやすくなっていたのが
印象的でした。
ひと言でいっちゃうと、前より全然よりやすい!
これならいいな~と思ったので、欧州仕様のセッティングが入ったクルマに
乗るのが楽しみです。

もちろん日本でも乗れるんですよ!
GT-Rは全世界で同じものを販売するそうなので
北米、欧州でさらにスキルアップしたセッティングが
日本で販売されるものにもフィードバックされるそうですから。
また楽しみが広がりますね~。