ピアノと音楽を愛する皆様、
昨日7/6は 🎹ピアノの日🎹 らしいのですが、ご存知でしたか?
‥僕はというと、
これまでガッツリとピアノ&音楽に携わってきたのに一切知らず、先日たまたまTwitter(x)で見て知りました‥
(実際にはいつ・誰が言い出したのか, 制定されたのか知らんけどね)
🔻🔻
なんでも、
【1823年 かのシーボルトによって、日本に初めてピアノが持ち込まれた日だから】
だそうな☝️💡
しかも、それは長崎 出島(デジマ)🤩
まさに、江戸の鎖国時代にピアノは長崎に持ち込まれ、そこから西洋音楽が広まった*かと思うと、個人的にも何とも感慨深い‥
(*洋楽=西洋音楽が日本にはじめに根付いた場所や広まり方には諸説・各段階あり)
長崎出身の俺としては、その縁とゆかりが嬉しい逸話です
(しかし、
『いつから日本にピアノが存在したか』
なんて、結構大事な史実なのにこれまで知ろうともしなかった自分をちょい反省‥)
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ちなみに出島についてご存知のない方のために少し‥✏️
長崎市内にある出島はこんな感じ👇
※ながさき旅ネット より引用
出島は鎖国政策の一環として作られた人工の島で、数々の歴史・変遷を経て現在の姿があります
(→...これが人工の島とは驚きですよね😮‼️)
歴史的には勿論、
ピアノや西洋音楽との関わりとしても大変興味深い場所なので、ご興味のある方はググる or 実際に長崎を訪れてその歴史に直に触れてみてください🚢✈️
‥しかし、改めて長崎という場所はことクラシックに限っても、上記に加え、プッチーニ(オペラ 《蝶々夫人》)にもゆかりがありますし、
文字通り分かり易く豊かな異国文化との関わりを重ねてきた土地なんだなぁと、なんとも誇らしく思いますね
(こういうのは、地元を離れてみて実感するというかね)
で、オーバーに話を進めると、
今の我々があるのはシーボルト様のおかげでもあるワケで
これからは毎年7/6はピアノの日として、感謝しようと思います😆
えー....
そんなピアノの日にちなんで、
(☝️大ウソ←偶然でした)
久しぶりにYouTubeを更新しました📽️
🔻🔻
(動画内 10:50あたり〜が聴きどころ、ラストのクライマックスへ向けてどんどん盛り上がります♪)
今回はF. リスト作曲 : 巡礼の年第一年 《スイス》より “オーベルマンの谷” です♪
まずタイトルが素敵ですよね
僕にとっては最も大切な作品の一つで、生涯大切に弾き深めるであろう最高のレパートリー🎹
(ちなみに、オーベルマンの谷は、
以前の記事🔻
飯塚新人音楽コンクールで弾いた時にも力をくれた曲でもあります)
‥ただ、前回UPした
“エリーゼにのために”
と比べると、本作は一般にはあまり知られていない曲に分類されるでしょうか
➡️
スイスやフランスの自然・はては人生について、
主人公のオーベルマンが友人に手紙を出す、という形で話が進むセナンクールの小説 :
《オーベルマン》に影響を受け、
リストがその心象風景を音で表現した、と言われる本作🎼
ちなみにセナンクールはフランス・モラリスト*の一派とされ、本作の内容により当時たくさんの自殺者を出した、とも言われています‥
まあ要は、
〈悩める若き青年〉の話で、
この曲を学び出した当時、
先生からもよく「誰かさんに似てなーい?😜」
なんてイジられた?ものです笑笑
もしご興味のある方はセナンクールの小説も読んでみてください。
(ただ、かなり古い訳しか存在しておらず&一般にはほぼ流通していないので探すのが少し大変かも)
*モラリスト
→ 16~18世紀のフランスで、人間性と道徳についての思索を随想などの形で書き記した。代表としてはモンテーニュなど
⬇️⬇️
音楽の内容としては、
端的に言うと、冒頭の左手に現れる主題が延々と曲中に使われ、
それがその時々で様々形を変えてオーベルマンの心情を表現し、人生の様々な場面を模写しているような‥☝️
冒頭、さながら人生に迷い、
大いなる自然の中を旅&模索を重ねる青年の心情を長い音符・休符の多用で瞑想的かつ神秘的な音楽で表し、
その後、嵐やカオスとコア...〜そして様々な旅路の先に爆発的な喜びのクライマックスへ‥
と、様々な場面が目に浮かぶような写実性が👏
そして、
(まあ正確には違うんだが)
変奏曲に循環形式のはしりをミックスしたような手法も極めて見事、
彼の代表作=ピアノ音楽史的にも価値ある : ソナタにも通ずる音楽で、下降型類似モチーフあり‥、、
_1々<7…>^*:〜」〆-9....
と、愛するものについて語り出すと止まらなくなるのでこの辺りで....笑笑😎
ぜひ聴いてみてください
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