大人の夢、有馬記念[5] ~結果と総括~ | 競馬ブログ気味

大人の夢、有馬記念[5] ~結果と総括~

2004/12/26 5回 中山 8日目
9R 有馬記念
3歳上○混○指(定量) 芝2500

1 1 ゼンノロブロイ     ペリエ 2:29.5
2 9 タップダンスシチー   佐藤哲三 1/2
3 6 シルクフェイマス    四位洋文 1.1/2
4 8 ダイタクバートラム   武豊 1
5 10 デルタブルース    ボニヤ クビ
6 3 ハイアーゲーム     吉田豊 2.1/2
7 15 アドマイヤドン     安藤勝己 クビ
8 13 ツルマルボーイ    蛯名正義 クビ
9 5 ハーツクライ      横山典弘 アタマ
10 7 ユキノサンロイヤル  柴田善臣 ハナ
11 4 コスモバルク      五十嵐冬 アタマ
12 2 ピサノクウカイ     藤田伸二 3
13 12 グレイトジャーニー 小牧太 アタマ
14 11 ヒシミラクル     角田晃一 1.3/4
15 14 コイントス       岡部幸雄 1.1/4

単勝
1 200円
複勝
1 120円
9 270円
6 360円
枠連
1-5 570円
馬連
1-9 1240円
馬単
1-9 1860円
三連複
1-6-9 5860円
三連単
1-9-6 24760円
ワイド
1-9 570円
1-6 690円
6-9 1750円

【レース回顧】
スタートは大きく出遅れる馬もなく綺麗なスタート。まずタップダンスシチーがハナを奪い、ヒシミラクル、ゼンノロブロイが2番手を形成してタップをマークするという実績のある古馬勢が引っ張る展開。デルタブルースがその直後で3頭を見ながら、2番人気のコスモバルクは中団やや後加減という岡田総帥の指示通りの競馬。最後方にはポツンと置かれてハーツクライという陣形で、道中に大きな動きはなく、タップダンスシチーの単騎逃げの展開。ペースは、1周目からハイペース。2周目に入ってタップは更にペースを挙げ、後続達を突き放しにかかる。ゼンノロブロイはピタッとタップをマークして4角で2番手から先頭を伺う。縦長の展開になったものの後続達は4角でもそんなに詰めてこられない。4角回ってタップをロブロイが捕らえ、直線では2頭のマッチレースの様相。3番手以降では中断前よりにつけていたシルクフェイマスがジワジワと進出。デルタブルースは少し伸びを欠いている印象。後方勢も全く伸びて来ず、このままタップをロブロイが半馬身交わしレコードタイムで優勝。

結局、ロブロイ、タップ、シルクという宝塚記念で人気を背負い好走した馬達で決着。3歳勢ではデルタブルースの5着が最高と、古馬勢が力を見せつけた形。また前よりにつけていた馬達が総じて上位に入り、追い込み、差し勢は、ハイペースを追走するのに一杯一杯で、見せ場なく終わった。
今回、いろんな意味で最もレースぶりが注目されたコスモバルクは、しっかり中団で折り合っていたが、結局何も出来ずに終わり、コスモバルクから勝負していた競馬ファンの方々からすれば、なぜここで自分の競馬をしなかったんだ・・・という不満だけが残った事でしょう。

【個人的感想】
いや~一言、参りました。ゼンノロブロイ、タップダンスシチー強い!
あと、デルタブルースの+18kgってなんですのん。かなり気にはなったが、もう決めてるから・・・という事で、見て見ぬフリをして買いましたが、撃沈。結果的に、それが響いた響いて無いは関係なかったと思えるぐらい、ロブロイとタップが強かったのですが・・・
皆さん、、タップの情報には左右され、結果、買った人買わなかった人で明暗がわかれたでしょう。
あ~悔しい。有馬記念だけは次のレース頑張ろうとはなれないレースですから、また来年の有馬記念まで楽しみに待ちましょう^^

【来年に向けて】
ゼンノロブロイはキングジョージを目指すらしい。タップは今年同様金鯱賞から始動。デルタは恐らく春の天皇賞が目標でしょう。


著者: 光栄出版部
タイトル: 夢はターフを駆けめぐる〈11〉グランプリ有馬記念―涙と笑いの競馬バラエティー