こんにちは、鶴岡です。

私ごとですが、5月23日は我が家の結婚記念日でして、
今年で15年を迎えました。
15周年は「銅婚式」だと思っておりましたが、
調べてみると「水晶婚式」というのですね。
クリスタル。

実のところ、我が家は記念日的な催しはほとんど
しないのです。誕生日とか結婚記念日とか。
近所のちょっと値の張る回転寿司屋に行くくらいです(笑)

まだ新婚に近い頃、女房の誕生日に前から気になって
いると言っていたバッグを黙って買ってきたら
「サイズが一回り違う」と、そっと返されまして、
すぐに交換に走ったことがあります。
店員さんが苦笑いをしながらもう一度丁寧に
ラッピングしてくれたのを憶えています。

それ以来、プレゼントも、サプライズもなし。
欲しいものは一緒に買いにいくようになりました。

我が家には子どもがおりませんので、
家庭内に自らの年齢を相対化する存在が
いません。
そのせいか、心持ちとしてはずっと結婚当時から
変わっていない気がします。精神年齢も低いまま
かもしれません。

「なぜ私と結婚したのか?」と訊かれれば
「『ノルウェイの森』の登場人物と同じ名前だったから」
と応え、
「本当は別れたいんじゃないのか?」と、たまに問われれば
「これほどの珍獣を手放すのは惜しい」
と言うことにしております。

そんなわけで、鶴岡家の家庭生活はこれからも粛々と
続いてゆくと思われます。
家を売る人間としては、もう少しカラフルでドラマチックで
あるべきではないのか?、と思わないでもないのですが。

それでは。