続きです♪

 

 

…で、

初めてサスペンドラインを作ったゴーセン

「サスペンドラインの比重は?」

…と、言うと???

時代とともに多少変化したけど、

基本比重1.10~1.12である。



2008年のゴーセンのカタログを見てみると、

◎フロート (シンキングPE)   1.06

◎半フロート       1.09
◎サスペンド その1   1.10
◎サスペンド その2   1.11
◎シンカー その1    1.13
◎シンカー その2    1.14

…と、

かなり細かく分類されている。

 

 

 

なぜゴーセンは

ここまで細かい比重設定をしているのか?

 

 

 

その理由は、単純明快。

 

 

 

コレも最近では殆ど知られていないんだけど、

実は、

ナイロン糸の比重を0.01毎に

作り分けができるメーカーは

だけ。

つまり、ここまで細かい比重設定できるのだ。

(一時ゴーセンのHPには「比重の魔術師ゴーセン」と自己紹介されていて、

比重に関する詳しい説明が掲載されていた。スクションとかは残ってないけどw)

 

 

現在の磯釣り業界に於いては、マイナーなイメージになったゴーセンだけどw、

(↑ゴーセンさんゴメンナサイ)
実は、ここまで繊細な事ができる、

スゲーメーカーなのだ。

 

ココまで出来るって、

何気にかなりヤバくなくねw?

(褒めすぎか?www)

 

 

 

…で、

気付いた人もいると思うけど、
初めてサスペンドラインを作ったゴーセンの規格に、

他社製品を当てはめてみると、

…実は、
フロートとシンキングくらいにしか

当てはまらないのである。
 

多くのメーカーがサスペンドとしている比重1.14の糸は、

初めてサスペンドラインを作ったゴーセンの規格では、

シンキングラインに分類されているのだ。

 

 

またチョット話は逸れるけどw、
何時だったか、某メーカーの商品説明の動画で、

比重1.14の糸の事を
「この糸はサスペンドだから、ちょっと沈むんですよ。」
って、言ってるテスターがいたけど、
“違うよ!その糸、比重1.14だから沈むんだよ!”

…って、PCの前で思いっきり突っ込んだ事があるw

 

 


【個人的見解】
サスペンドラインとは、

比重1.10~1.12の糸の事。
だから、サスペンドラインは

一択。

(あくまで個人の感想ですw)



…続く。




【チョット補足】
前回チョロッと触れたけど、

現在ゴーセンの糸には具体的な比重は示されていない。
ただ、強磯(きょうぎ)スペシャルの1.13やサスペンドB.Yスペシャルの1.11から
推測すると現行品のリミテーション磯CXサスペンドも1.11or1.12ではないか?

と、推測している。

 

もう一度、2008年カタログ

サスペンドB.Yスペシャル  1.11

強磯スペシャル        1.13

 

 

それが2017年カタログになると…、

リミテーション磯CXサスペンドは、

比重1.13の強磯スペシャルよりも、軽い(浮く)ポジションにある。

だから、リミテーション磯CXサスペンドは、

1.11or1.12ではないかと推測している。

(…と、言うか信じて疑ってないw)