⚠️【チェックリスト】危ない空き家のサイン5選と早めの対処法

こんにちは。
「空き家解決エージェント」の竹田光利です。

「実家が空き家になって数年…特に問題はないと思うけど」
と思っていませんか?

実は、外から見て無事そうに見える家でも、内部は劣化が進んでいることが多いんです。
さらに、放置すると「特定空き家」に指定され、固定資産税が6倍に跳ね上がるケースもあります。

今回は、そんな「危ない空き家のサイン」を5つに整理し、
すぐにできる対処法と一緒に解説します。


🏚️ サイン①:屋根や外壁が傷んでいる

まず最初に見るべきポイントが屋根と外壁です。
瓦のズレや塗装の剥がれ、雨漏り跡がある場合は要注意。

雨水が内部に入り込むと、木材が腐食し、
建物の強度が急速に低下します。

💡 対処法

  • 雨漏り箇所を応急補修する

  • 業者による「ドローン点検」もおすすめ

  • 放置せず、早期に修繕見積りを取る


🌿 サイン②:草木が伸び放題・敷地が荒れている

空き家で最も多いのが庭や敷地の荒れです。
雑草が1m以上伸びると、害虫・蛇・イノシシなどの住処になることも。
近隣からの苦情につながるケースが非常に多いです。

💡 対処法

  • 年2〜3回は草刈り・剪定を実施

  • 定期管理を業者に委託するのも効果的

  • 防草シートを敷くと維持がぐっと楽に


🚪 サイン③:ドアや窓の建て付けが悪く、開閉が固い

開け閉めがしづらい家は、基礎や柱の歪みが始まっている可能性があります。
湿気やシロアリ被害が原因のことも。

💡 対処法

  • 開閉できない場所が複数ある場合は構造診断を

  • 通風・換気を行うだけでも歪み進行を防げます

  • 定期的に「風を通す」のが一番のメンテナンス


🕸️ サイン④:郵便物が溜まっている・人の気配がない

空き家の「放置サイン」としてよく見られるのがこれです。
郵便受けがいっぱい、カーテンが閉まったまま、夜も真っ暗――。
これだけで「空き家だ」と分かり、空き巣や放火の標的になることがあります。

💡 対処法

  • 定期的に郵便物を整理・照明をつける

  • 地元の管理サポート業者に巡回を依頼

  • 近隣への挨拶・連絡体制を作っておく


🪵 サイン⑤:シロアリ・カビ・悪臭などの発生

湿気の多い家や通風が悪い家では、シロアリ被害やカビ臭が発生しやすくなります。
放っておくと構造材が弱り、倒壊リスクが高まります。

💡 対処法

  • 1〜2か月に1度の換気を行う

  • シロアリ防除剤や除湿剤を設置

  • 床下・天井裏の点検を専門業者に依頼


🚨 放置すると「特定空き家」に指定されることも!

これらのサインを放置すると、市町村が調査に入り、
**「特定空き家」**に認定される可能性があります。

特定空き家になるとどうなるのか?

  • 固定資産税の優遇(1/6軽減)がなくなる

  • 税金が最大6倍に!

  • 行政代執行で取り壊されるケースも

📌 特定空き家指定を避けるためには

  • 定期管理(草刈り・換気・点検)

  • 外観をきれいに保つ

  • 管理者を明確にしておく


💡 今すぐできる「空き家セルフチェックリスト」

チェック項目 状態 対応の目安
屋根・外壁にヒビや剥がれがある ☐はい / ☐いいえ 修繕・点検依頼
雑草や木が隣地に越境している ☐はい / ☐いいえ 草刈り・剪定
玄関・窓が開閉しにくい ☐はい / ☐いいえ 構造確認
郵便物・チラシが溜まっている ☐はい / ☐いいえ 管理巡回依頼
カビ・シロアリ・悪臭がある ☐はい / ☐いいえ 業者点検

※「はい」が2つ以上ある場合は、早めの対応をおすすめします。


🌳 まとめ:小さな劣化が「大きな出費」につながる

空き家の傷みは、静かに・確実に進行します。
わずかな屋根のズレや雑草の放置が、やがて倒壊や増税に…。

放置するほど修繕費・税金が増えるため、
「早めの点検・定期管理」が最も効果的な節約策です。


💬 最後に

空き家のリスクは、「放っておくこと」で一気に高まります。
しかし、逆に言えば、
**“気づいて、少し手を入れるだけで守れる資産”**でもあります。

「どこまで手を入れるべきかわからない」
「専門業者に頼むタイミングが知りたい」

そんなときは、私たち空き家解決エージェントにご相談ください。
現地確認・無料アドバイスも行っております。

あなたの空き家を、安全で価値ある形に守るお手伝いをいたします。


📌 次回の記事
👉「【保存版】空き家を売る前に知っておきたい“3つの注意点”」
をお届けします。お楽しみに!