防衛省利権の真相に迫る

　党外務防衛部門会議は「防衛省利権の真相に迫る」というテーマで太田述正元仙台防衛施設局長（キャリア官僚）から話を聞く。
今月２０日付朝日新聞１面で 報じられた「額賀元防衛庁長官からの口利き疑惑」に関してと、そもそも防衛省の仕組みにかかわるところについての内容。新聞でも報じられた太田さんのパソ コン上の日記も配布されての説明を受ける。
　私からは冒頭、昨日の毎日新聞の報道について確認。報道の通りとのこと。

質疑では、この日記以外に証拠となる書類や証言してくれる人物はいないとのこ と。
私からは最後に、「官房長（当時守屋前事務次官）からは口利き斡旋の連絡がよく来たのか」と聞くと言下に否定。参議院財務金融委員会では額賀財務大臣 に対する質疑が中心に行われる。

　衆議院外務委員会理事懇談会では日米首脳会談やASEAN首脳会談の報告を外務省から受ける。
私からは「北朝鮮のテロ指定解除凍結について米大統領の 『拉致問題を忘れない』発言の跡に福田総理から念押しがあったか」と尋ねると「確認できない」とのこと。

また、日本海呼称問題については町村元外相答弁 「修正を拒否または回答を保留された１３件について」の現状は、日本海の単独表記１件（CNN）、日本海の単独表記について検討中４件（ランド・マクナ リー社、マイクロソフト社、ジェぺセン社、スイス・トゥーリング・クラブ）、日本海と『東海』の併記または表記なし８件（ナショナル・ジオグラフィック 社、ワシントン・ポスト紙、BBC、エコノミスト誌、カナダ外防省、ル・フィガロ紙、フィッシャー社、タイ航空）。
国連で『東海』掲載パンフレットが配布 された経緯は調査中とのこと。