昨日に続きまして奈良にまつわるお話からです。奈良線は"奈良"という名称を持ちながら、全線が京都府にあるという・・・摩訶不思議なややこしい路線でもあります。
その中で、先に紹介した車両は221系が大半を占める中、まだまだ205系も頑張っています。その205系は元をただせば阪和線からの転出車で先代の103系の置換です。ラインカラーは阪和線時代のスカイブルーを継承していますね。
京都・奈良間に関しては近鉄との競争も激しく、JRとしては単線区間を複線化にしたりと設備の更新をおこなっています。そんな奈良線をお馴染みの「ふたまたせん」さんから。
JR西日本の奈良線の紹介をします。よく、奈良へ行かない奈良線・・・と言いますが、これは確かに路線としては奈良線は奈良へ行っていません。奈良線は京都と関西本線(大和路線)の木津駅を結んでいて、木津は奈良県ではなく京都府になります。
しかし、実際の運行では京都発の列車は木津までは奈良線を行き、そこから関西線(大和路線)に乗り入れて、奈良駅まで行っています。が、奈良まで行く列車はすべて221系で、205系は城陽までしか行っていません。京都から城陽まではつい2年ほど前に複線化が完了しています。今回アップするのは、その205系の京都駅での奈良線ホーム西の電留線とホームでの様子からです。
※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。