肝動脈塞栓術(TACE)は無事終わりました。

 

右鼠径部から部分麻酔でカテーテルを入れるのですが、

先生の声が丸聞こえて怖かったと。

 

そして術後3時間は仰向けのまま絶対安静で、寝返りも打てない。

 

つまり痛みのため右横向きにしか寝られないままではTACEは受けられず、

モルヒネは手術を受けるために必要な処置でありました。

 

術後の発熱、痛み、便秘、むくみは手術の影響として出るものとのことですが

これも本人は非常に辛かったと言っています。

 

後日執刀医(外科)から私と本人に結果報告がありました。

 

手術としては予定通り成功し、順調なら1ヶ月後に巨大ガン部分に再度入院して塞栓術を受ける。

この治療が功を奏せば、その後は3ヶ月おきに同じ治療を繰り返すことになる。

 

しかし今回みたところ、門脈にもガンが浸潤しており、この方法にも厳しさがある。

塞栓術が効かない場合、レンビマ程度の効果が得られる可能性のある抗がん剤は1種類しかない。

 

本人はガンを小さくして切除する(完治)という希望を失っておらず、その予定時期を尋ねると、はっきりと

「その方法を取る可能性はもうなくなった}応えられました。