先日の両親学級で、男性陣が妊婦体験というものをしていました。

変な胸とお腹の形をした重りをくくりつけるの。

そこで助産師さんが


「どうですか?足元が見えなくて怖いでしょう!臨月が近づくと、まったく靴も見えなくなってしまいますね!」


と言ったのにプーちゃんが


「オレ、自分の靴、ちゃんと見える!!ニコニコだって。


ふーん・・・。腹と足の距離、長いもんね。良かったね。はいはい、足長ーい。。すごーい。

でも、妊婦の気持ち体験できてないじゃん。


と内心思いつつ、ふと自分の足元を見てみたら


え???見えない・・・。


妊娠5か月にして、すでに自分のつま先すら見えない!!!!!!

馬鹿っぽい腹しか(ほとんど脂肪)見えないじゃん。

黙ってればいいのについ


「すでに見えない・・・。」と呟いてしまった。

ひきつった笑顔の助産師さんが


「小柄な方は、お腹大きくなってくると、もっと大変なんですよね~。旦那さん気を付けてあげてね。」


なんて言ってくれたが、プーちゃんは


「腹と足の距離近すぎでしょ!!足短い!!!あははは」


と嬉しそう。。。。。


帰ってから母に報告(母は助産師)


「まだ5か月なのに、もう足元見えてなかった。。。でも、ちょっとお辞儀すれば見えるから、今まで気づいてなかったし全然不便じゃなかったよ!!」と言ってみたら


「5か月で見えないって早すぎ~!!あはははは~!!お辞儀ってアンタ、お腹重くなってきたらバランス取れなくてこけるじゃん。こりゃ大変だね~。身長短いって不便だね!」

だってさ。


ちょっと待てよ。身長短い って初めて聞く言葉だぞ。

もしかして気を使った????足短いって言ったら悪いって思った???

でも、身長が低いだけじゃしっくり来ずに身長が短いっていったのか?


足短いで、いいよ・・・。なんか身長が短いってもっと心にグッとくるよう。



まあ、いいや。私より身長が短い人(足の長さは知りません!!)も3人くらいいたし、皆頑張ってるんだ!!


ところで、妊婦も高齢化だね。

私も平均出産年齢より年だけど、学級では真ん中くらいだった。

20代っぽいカップルが若~く見えました。

同世代やそれより上の人もいて、ちょっとほっとしたわ。


ついでに言うと、ひねくれものの私は

旦那が妊婦の奥さんのお腹に手を当てて後ろから抱えて座ってウットリ・・薄暗くした部屋でヒーリングミュージック・・・みたいな5分間、ドン引きしたわ。

笑いと寒気をこらえました。 でも素直に受け入れられないのにも少し罪悪感。

みんなはウットリしてたけど、それって演技????本当にウットリ?

実はわたくし、妊娠していまして、妊娠初期には、なかなかじいちゃんに会いに行けませんでした。体調悪化(つわりと何故か高熱)+風疹の抗体が全くなかったので、外出はひかえておりました。

無事5か月に入った事もあり、じいちゃんにも会いに行けたのだけど、前回は妊娠の事は言いませんでした。

分から無さそうだったし。


そして土曜、私とプーちゃんは区の両親学級というものに参加、その学級が、じいさんの暮らす特養と同じ施設内にあったのです!!!

偶然偶然!!

わざわざ電車乗って乗り換えもありで行く場所だったのにね。

こりゃ、かえりに寄るしかないと思い、行ってきました。

ただ両親学級が長い+空腹でヘロヘロだったので短時間。


「おじいちゃん、私のお腹の中に、おじいちゃんのひ孫がいるよ~。」

「へ~・・・。」

「妊娠してるんだよ~。」

「へ~・・・。」


以上でした!!!感動的・・・・ではないね!


その後

「プーちゃんも来たよ!わかる??」

というと

「プーちゃんさん・・。かの有名な、プーちゃんくんだ。」

と何となく聞き覚えがあった様子!!!!

更に何故か


「プーちゃんさんは・・あんたに・・・がんじがらめ・・・。」


という謎の発言をぶちかましてくれました!!どういうこと????

ぷーちゃんはというと

「はい!そうなんです!!がんじがらめにされてます!!」

と嬉しそうに返事をしていました。

なんでしょうね・・・。


今回の成立した会話はこんなものでしたが、午前中に叔母が行ったときの、じいちゃんは凄かったらしい!

なんと


「前にいる女の人。。。何だか花子さんに似ているな。(我が母)・・・・なんかオレあの人を好きになっちゃった。ちょっとアンタ言って伝えて来てよ。」


と言ったらしい。じいちゃんの前にいた女の人は、おそらく母親の食事介助に来た娘さん(50代くらい??)だったらしいけど、じいちゃん、恋に落ちる余裕はまだまだあるんだね。

やったね!!!!!!

火曜日、なんと2か月ぶりにじいちゃんに会いに行けました。

お昼の時間だったので、じいちゃんは食堂(?)でみなさんとご飯中。

そっと覗きこんだら、ちゃんと自分でスプーンを持ってパクパク食べていました。

「おじいちゃん!久しぶりだよ。孫のたけちゃんだよん。」というと

「へ~そうかあ・・・。」

「2か月ぶり何だよ、元気そうでよかったよ。」

「へ~そうかあ・・・。」

何を話しかけても

「へ~・・・そうかあ・・・。」

と言うじいちゃん。

「これは、ビビンバだって。」

「へ~。そうかあ・・。」

「これはミカンの味のゼリーだよ。」

「へ~。そうかあ・・・。」

分かってるのか分かってないのか分からない(笑)でも喋りつづけてみる私。

とにかくご飯たべを見守り、持ってるお皿が空になったらさりげなく足しながら見てました。

デザートまで完食。いいね!元気だね!!


帰り際、私は立ち上がって

「そろそろ帰るね。また来るからね!」というと・・

「へ~・・。またっていつよ?」

おおおおお!!!!ちゃんと聞いてるんだね、分かってるんだ。

なんて感動している間に、さっきまで私が座っていた椅子を片付ける母。

すると

「あんた、後ろにもう椅子ないからね、座ろうとしたら転ぶよ。気を付けてよ。気づいてた?」

と私に言うじいさん!!!

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!ラブラブ!

じいちゃん!!!頭の回路が繋がってるっぜ!!

ありがとう。心配で繋がってくれたね。こんなに長いセリフを久しぶりに聞いたし、じいちゃんの観察力は健在なんだね。

本当に嬉しかった日でした。

私も転ばずに済みました。

じいちゃんすごい!

事情があって、私はしばらく、じいちゃんと会っていません。

が、母は週2日、叔母は週1日、じいちゃんに会いに行っています。

最近のじいちゃんは、母が歌を歌っても一緒に歌う事は無くなり、叔母が手を摩っても(じいちゃんは、手を摩られるのが大好きだった)

「もう寝てもいいかあ・・」と聞いて、やめてもらいたがったりと、反応が鈍くなっているようです。

でも、まあまあ食事を食べるようになったし、とにかく眠りたがるだけで、アルツハイマーの進行や、年を考えれば、自然と言えるのかもしれません。


月曜日に、母は、私の姉を連れて初めて特養に行きました。

するとすると、じいちゃん姉と一緒に歌いだしたらしいです!

「未だに若い女の人が好きなのねえ。。」

というのが叔母や母の感想。

はりきっちゃったね、じいちゃん。

でも、元気が出たなら幸せだ!

じいちゃんは、昨日無事に特養にお引越しできたようです。

寝台車を頼んでいたのだけど、じいちゃんが思いのほか元気で

「座っていくよ~。」

と言ったらしく、座ったまま、無事に到着できたとの事。


さすがに到着後は疲れたらしく(道が空いていて25分で到着だったのですが、高齢に車は疲れるね)ベットに入って休むじいちゃん。

たまに

「オレはここに居て良いのかなあ。」

とつぶやくので母が

「ここは、お父さんの場所だからここで、休んでていいのよ。」と答えると

その度に

「そうか~。良かったなあ~。ニコニコと安心していたみたい。

なんだかちょっといつもと違う場所かもってわかるのかもね。


とにかく、無事に動けたし、じいちゃんも落ち着いているようだし、一安心です。


私はと言うと、最近全然じいちゃんに会っていません。

本当は今日にでも会いに行くはずだったのだけど、一昨日から発熱し、引きこもっております。

先月に引き続きの発熱。

なんだかなあ~。

はやく体調が落ち着いて元気になって、元気なじいちゃんに会いに行ければよいのだけど・・・。