木曜日、母と一緒にじいさんに会いに行ってきました。


じいさんは、すっごく痩せていた。

相変わらず、食べるのに興味が持てない状態なので、痩せる事は分かっていたけれど、顔色が悪い事もあって、ちょっとびっくりした。


到着した時は、じいちゃんは見当たらず、しばらく部屋で待っていると、スタッフさんに車椅子を押してもらいながら、歯医者さんのマッサージから戻ってきました。

何故か震えている・・・。

結構な震えでした。

「震えていますね。おじいちゃーん、寒い??」と聞くと

「うああ・・・うん。」と良く分からない返事。でも、職員さんが

「本当だ。震えてる!寒いのかなあ。風邪とかだったら心配だから、ちょっと温かくして寝かせましょう。」


職員さん3人がかりでベットにじいさんを入れてくれた。

どう見ても丁寧にしてくれているけど、じいさんは

「あいたたたたたた~!!!いたいよ~。いたたたたた~!」

と騒ぐ騒ぐ。

どうやら、ここ2,3日、何をしても「いたたたた~!」と言うらしい。

在宅の時も、そんな頃がありました。痛くなくても、痛くされた場合に備えてに「痛い」と言うパターン。

試しに肩をそっと撫でたら

「いたたたた~。」と言われた。

「どこか痛いの?」と聞くと「痛くない。」と。


母が「花子さんだよ。わかる?」と聞くと、じいちゃんは「花子さん・・」と私を見て言う。

「あっちは、たけちゃん。花子さんは私!」と母は言ったけどじいちゃんは、また私を見て

「100パーセント花子さん・・・。」と言った(笑)

真面目に言ってるけどユーモアなのか・・・?


今回のじいちゃんは、とにかく頭も、身体も調子が悪く、会話もほとんど成立しませんでした。

なぜかずーっと唸っていたじいちゃん。

でも、歌は3曲一緒に歌いました。小さいけど声も出ていた。

歌い終わればまた唸る・・。

「う~・・・・う~・・・・。」

「おじいちゃん!元気?」

「う~・・・・元気よ・・・う~・・・う~・・・」

こんな感じ。

ほとんど目も開けないので、唸りながらも起きているのか眠っているのか分からない。あんまり唸っているので、私が思わず笑うと、じいちゃんが目を開けたので、

「おじいちゃん、ずっと唸ってるけどうなりたいの~?にひひ

と聞いてみると、じいちゃんは初めてすこ~しニヤッとして

「唸りたいの。」と言いました。


じいちゃんが眠ってしまったので帰ったけど、だいぶ急激に衰えたなあ、というのが今回の感想。

食べてないもんね。施設でも色々と努力はしてくれているけど、あんまり食べないみたい。

好物を持って行っても2口くらいで、食べなくなる。


来週の火曜は、じいちゃんの妹さんを連れて行きます。