アラフィフ岡山移住記 自然農たけこの畑 -2ページ目

アラフィフ岡山移住記 自然農たけこの畑

家と仕事を同時に失い築いたキャリアも地縁も子も孫も、全部置いて岡山県へ移住したアラフィフ夫婦です。

自分達で家を直し畑を耕し生きる為に野菜を作る。

烏骨鶏、チャボ、保護犬の家族と共に、自然農の畑とレザークラフトを生業とした日々の呟き記録を綴ります。


白菜が待てど暮らせど

巻かないのです。


これ。




今日

中心部を覗いてみたら

花の蕾の様な物が。


ブロッコリーみたいな蕾が

出来始めていた。




え?

これは?

ブロッコリー?



いやいや

違うよねえ

葉の様子が全く違うものねぇ。




菜花?

ええ?

違うよねぇ



巻かない白菜というのがあるらしく

山東菜

ベカ菜

みぶ菜


でもねえ

葉の色が濃すぎる気がするの。





一方こちらの白菜は

巻き始めてる。

ちょっと小さいけど

葉の色も普通の白菜と言った感じ。





土中の窒素分が多い?

暖かい日が続いて董立ち?

寒くて育たない?

もしかして白菜じゃない?



ちょっともう何だか

よく分からないけれど


食べるとシャキシャキして

白菜の様な味はする。

そしてとても美味しい。



何だろう?

何なんだろう?



食べても良いのかな?

食べてるけど。


かなり大きく育ってる。

(近くの大人用スリッパ参照)


謎菜葉

誰か教えて。




たけこ




 体のお薬となって尚且つ美味しい野菜が食べたくて、畑を買って自分で作ることにしました。

 自然農法で、虫や草と共に四季と地球を感じながら、ここに生きている幸せの記録を綴ります。


 硝酸態窒素の身体的環境的影響に着目し、土壌から不自然に偏った過剰な成分を減らし、尚且つ美味しい野菜作りを無農薬、無追肥、不耕起で作る農法に挑戦しています。


🥦🍅🍆🥬





短い秋が

あっという間に通り過ぎて

季節はすっかり冬⛄



インゲン類を

何種類か蒔いた物が

発芽して育ち始めてる。


冬を越せるかが

勝負らしいので

霜除けに笹の葉を立てた。










近所の竹林に

持ち主さんと一緒に出向き

楽しい竹切り🍃




笹を立てた翌日に

早速降りた霜


畑中が白くなったけど

インゲン達は大丈夫👌


ちゃんと霜除け機能してる☺️


使う農業資材も

なるべく自然に還る物を。






そら豆も🫛




豆科野菜は

土壌を肥やすという。




ミネラルバランスの整った

自然界に本来あるバランスの

そんな土壌に戻して行きたい。


科学的、人工的に

肥料や農薬を入れられた土を

元の自然な循環が働く世界に

回帰させたい。



虫や色んな生き物が

土地を育ててくれる

まずは土づくりから。



美味しくて安全な作物を

身体と土地に負荷を掛けない

そんな野菜と果樹を作る事が

今の目標であり計画。




たけこ🌱


 体のお薬となって尚且つ美味しい野菜が食べたくて、畑を買って自分で作ることにしました。

 自然農法で、虫や草と共に四季と地球を感じながら、ここに生きている幸せの記録を綴ります。


 







なぜ自然農なのか?

無追肥で栽培したいから。






無追肥とは
肥料を入れないこと。


科学肥料は勿論
有機栽培やオーガニックで
使用される

牛ふん、鶏ふん
いわゆる堆肥。

これらも基本的には使わない。

米糠は
場合によりほんの少し
使うこともある。


科学的や動物由来の人工肥料には
高濃度の窒素分が含まれている。



窒素は
植物の育成に必要な成分だけど

早く大きく色濃くするために
人工的に過剰気味に
土の成分バランスを変えて
栽培することになる。



この窒素は
人の体に入ると
#硝酸態窒素 という成分として

血中ヘモグロビンと結合し
酸素濃度を低下させる。

過剰に摂取すると
体の小さな子供では
低酸素症になり(ブルーベビー症候群 )
乳幼児では死亡に至るケースもあるそうで
なんと言う事だろうと
驚いた。


人の口や土地に入る物が
そんな危険をはらむなんて
信じられないと思った。


危険性に対しては
否定的な意見もあるようだけど
研究では発ガン性の高さも指摘され
欧州では使用量に規制値が
設けられている。



田畑から地下水脈へ
流れた窒素分は
再び人の口に入る可能性がある。



肥料がすべて悪いわけではなく
年月を掛けて
亜硝酸態窒素が抜けた物は
植物栽培には有効らしく
我が家でも
年単位で作る腐葉土の
準備をしたところ。


落ち葉を拾い山にして寝かす2年越し計画



自然農では
この完熟した肥料を
育苗時に僅かに使うことがあり


土壌バランスを壊さず
自然の循環に沿った
微生物の働きで
野菜に必要な栄養素を
吸収させる方法が自然農。


人がやる仕事と
虫がしてくれる仕事と
草がしてくれる仕事と。


何事もバランスって
言うけれど

ほどほど
と言う事じゃなくて

絶妙な黄金バランス
ベストバランス

なのだろう。


そうやって作られた野菜は
本来の美味しさと栄養が詰まった
ハッとする味がする。
本当よ。




畑をするほどに
土地を生き返らせる農法(環境再生型農業 )
すごいなぁって
嬉しくなった。



地球は繋がってるからね。
みんなの地球だからね。
自分だけが良いってことは
結果的には自分にも
良くはならないと思うから。



刹那的な快楽やお得感でなく
もっと安定した
頑強な快楽と安心感を
環境や食べ物に求めたい。



私の畑は
土地の以前の持ち主が
慣行農法をしていたので
土壌バランスがまだまだ不安定。


だから
少しずつ
でも確実に
土壌改良を施しているところ。


過剰な窒素分を減らすために
牡蠣ガラを散布し
微生物活性のための
EM菌も。

これらは肥料や農薬ではないので
効き目はゆっくりなのだけど

育ち具合と味を見ながら
土と対話を続けている。




身体の薬になって
そして何より美味しいこと。


それが
私の目指す野菜🥦🥬
まだまだ試行錯誤中。




たけこ🌱

職も家も同時に失なったアラフィフ夫婦が

心機一転、夢を叶える終の住処探しで出会った家。

 新しい場所でのDIYや暮らしの事、自然農法チャレンジの記録を綴ります。










大根と人参が

間引き不足で

混み混みなので

小さな株を抜きました。




自然農の野菜は

味が濃いというか

その野菜の特徴が

よく現れてるなと。



この人参は

抜いた瞬間に

ふゎ〜🥕


と薫る。



塩麹とオリーブオイルで焼いたら

人参グラッセかと思うほど

甘かった。


大根は

ものの数分で火が通り

柔らかくクセのない

優しい味噌汁の具になった。




化学肥料はもちろん

オーガニック肥料も

その土地で作られた物でなければ

どこか遠い土地や国で

発酵された植物や動物のフン



暖かい所で

寒い所の産物を食べるのは

やっぱり身体に負担があるなと。



この歳になりようやく

体感するようになった。



季節にとれる旬の物

遠く輸送されていない地域の物が

一番美味しいのは自然な事よね。





そんなこと言っても

人の身体は生身なので

良い時もあれば悪い時もある。


現にギックリ腰な私は

畑に這いつくばって

人参を抜いてた。


仕事じゃないから

やらなくてもいいのだけど

やりたくて仕方なくて

手足泥だらけで

楽しかったわ。




白菜も虫の害はあるけれど

何とか無農薬で今日まで来てる。





インゲンも

支柱とネット完成しました。


今日は腰が痛くて断念した

玉ねぎの定植も

今月中にはやらないとね。



 職も家も同時に失なったアラフィフ夫婦が

心機一転、夢を叶える終の住処探しで出会った家。

 新しい場所でのDIYや暮らしの事、自然農法チャレンジの記録を綴ります。








とある日の夕焼けが美しかった。





無農薬、無堆肥、不耕起で始めた畑で、

少しずつ育っていく野菜を見ながら


嬉しくて心が踊って

毎日畑に出ては

植物に触れて話をする。




私はこの土地を

そこに育つ植物を

愛でながら暮らしている。




けれど

前の所有者や

もっと前の所有者が


この土にどんな気持ちで

どんな態度で触れていたのかは

分からない。




人の気持ちって

土地に溜まるというし、

その人の周波数が

触れる土地に影響を与えるのは

当然だ。





私はこの地をイヤシロチにする。



そう決めたけれど

昔の土地の記憶が気になって

夜も眠れない時がある。


大袈裟だけど

もんもんとする。



ざわめきを感じるこの土地を

物理的に浄化したいと

ずっと思っていた。






土地を肥やすのも

有害物質を分解するのも

みんな微生物の働き。


人の力じゃない。



ミミズ、アメーバ、ムカデ、ダンゴムシ、、、

菌類は数え切れない種類の

沢山の生き物が

土地を豊かに

そしてなにより、

清らかにしてくれる。




そんな自然のサイクルを

もっと早く

もっとパワフルに

そのためには

微生物を活性化させる事が

重要。






何も入れない自然農のポリシーには

反するけど


パワフルに早めるために

今回は

EM菌を散布することに決めた。



基本は一番最初に

畝立てする前に撒くのだけれど


栽培中も使えば効果があるらしく


オーガニック認定を受けている

農業資材なので

ギリギリセーフということにする。



まずは基本のEMー1から






生き物の力を借りるのが

一番早い。





黒田5寸人参🥕

株間込み込み

間引きします