脳死移植:ドナー家族に孤立感 コーディネーター冷たく
厚生労働省の脳死臓器移植の検証会議は、臓器提供者(ドナー)の家族の心情を聞き取り調査した結果をまとめ、公表した。臓器提供・移植の橋渡しをするコーディネーターの対応が「冷たかった」といった声があったほか、周囲の無理解な声に傷付いたケースもみられた。
(中略)また調査は、ドナー家族に対して提供時の状況や、提供後の心情なども聞いた。家族からは「(ドナーの)突然の死を受け入れることができなかった」「s--などの感想があった。
毎日新聞 2008年6月28日 11時45分
一応ドナーカードを持ち、俺の家族も比較的脳死移植や尊厳死に離解があるほうだと思うけれど、
それとは別の問題として、『体の中は空っぽ』という意識は自分がその立場になったら思うかも知れん。
そもそも『体の中は空っぽという心ない声を聞いた』とあるけれど、
これはまったく逆で、親族の心の気持ちがそのまま表れている気がするな。
この記事の最後に、識者のコメントが載っているのだが、
作業班班長の吉川武彦・中部学院大学大学院教授は「臓器提供は人道的見地から最も献身的な行為。周囲の無理解がドナー家族の孤立を深める。国民に対する普及啓発が必要」と話している。
たとえ理解があったとしても、こういう場面で感情というものを抑えることはできないし、
すばらしいことをやってのけたことには間違いないが、なかなか難しいとは思う。