条件検討 | 悩めるブログ ~工場で働く理学博士のブログ~

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いろいろ考えて生きているんですよ…

2011年春から工場に転勤。
→ブログタイトル変更

ktatchyさん が書かれたいたので、少し。

最近の学生(まぁまだ俺も学生ですし、大して歳も離れていませんが)の考え方に「?」。
実験が全て上手く行く、失敗を考えない、失敗しても原因追及しない、ハンドリングのせいというものを考えないetc
など自分が歩いてきた道を考えると、当たり前のように考えてきたことを考えてもらえてないな、と感じる今日この頃。
もちろん考えることが正しくて、考えないことが間違いなのか、といわれればそうではないし、
俺の考え方を押し付ける気もさらさらありませんが、
少なくとも「敷かれたレールの上を歩けば失敗はない」的な雰囲気がある学生もいるのは間違いない。

ウチの研究室、特に俺の周囲でやっていることは実験といえばほぼ条件検討。
異分野や他の研究室ではどうか知りませんが、1つのデータを取るために費やす時間が長い。
だから当然上手く行かず、「失敗」はつきまとうし、その失敗を考えて、改善して先に進めて…を繰り返す。
しかしどうやら「実験」=「成功」という刷り込みが授業の学生実験のせいかあるらしく、
条件検討という概念があまりない学生が多い。
そりゃあ授業の学生実験は上手く行くように計画立てしてるし、失敗してやり直す時間がないからね。

ただ俺が学部時代は適当な時代で、バンバン学生実験が失敗してたけどね(笑)
(TAクローニングでブルー・ホワイトのコロニーどころかコロニー1つも生えなかった、とかね。)
そのせいか失敗耐性ができてたのかな?

有機合成なんかでも、最終行程で躓くことや、考えていた逆合成解析通りに進まないことがあるように、
試行錯誤を繰り返さなければ、特に研究室に配属された当初は、ハンドリングも向上しないし、先に進めない。

就職活動もそうではないかな?
いろいろ受けて(条件検討して)、戦略見直して、内定という成功を勝ち取るわけで、
正直今の後輩たちが少し不安。

まぁ今の時期が研究室生活という長い目で見たときに、彼らの「条件検討」の期間であることを願う。

文献紹介の勉強をしなくてはいけないので、この辺で。