こんばんは、地域リハビリのスペシャリストを目指すたけじゅんです。


今日は、復職を目指す方の職場に慣らし勤務のお願いに行ってきました。

無事許可をいただき、来週はそれに向けた作戦会議を行う予定です。


さて、障害を負った方が働くにあたって、「自分の就労能力がどのくらいあるのだろうか?」「ちゃんと働けるのだろうか?」「何が足りないんだろうか?」と疑問に思うと思います。

誰でも、はじめから働くイメージを持つのは難しいと思います。


そこで、当施設でも利用しているチェックリストを紹介します。


厚生労働省発表の『就労移行支援のためのチェックリスト 』です。

OTたけじゅんの地域リハブログ

Ⅰ.日常生活

Ⅱ.働く場での対人関係

Ⅲ.働く場での行動・態度

参考チェック項目

で構成されており、「働く」にあたって、およそ必要となる基本的な就労能力を把握することができます。

基本的には面接形式で行いますが、項目によっては、通勤訓練や勤務訓練を実施しないと評価できない項目があります。通勤訓練などをまだ実施していない対象には、チェックリストを行うことで、訓練の必要性を伝えることができます。

対象によっては、評価者の評価と異なる自己評価をしている方もおり、就労能力や仕事に対する認識を評価することもできます。


目標までの距離を測るには良いツールだと思います。