今回の旅の目的は
・行った事ない所に行って
・普段しない事してみよう
という脳みそ活性プランだったので
1日目は原付乗って山奥行って
蕎麦食って滝見て温泉入るぞ〜〜
って予定を立てて出発。
爽やかに軽やかに田舎道を走り回る
そう、まるでゆずや19のプロモーションビデオのような映像を想定していたものの。
出発のバイク屋さんは市街地なので
あぁ、これ一生右に曲がれないかも😃 と、ゆずから一転、絶望的なデスメタル調BGMで脳内が満たされる。
わかってたよ、二段階右折、とか。
調べてたよ動画で。なにしろ17年振りだし
普段ママチャリにしか乗らないんだから。
実際の街の交差点のバラエティ舐めてた。
ってことで
30分で着く予定が
2時間かけて到着した蕎麦屋の
かき揚げの旨さが沁み渡る。
なんかもう
美味し過ぎて
食べ終わった事を認めたく無い。
脳内でケンシロウが「お前はもう食べ終わっている…」となだめてくる。
食べ終わった事を受け入れ、すぐ隣の鳳鳴四十八滝まで歩くも、衝撃の事実。
下まで降りれない。
滝の上の、離れた柵から…
遠目に覗き込むだけ。
遠…。水、すくな…。
全然鳳鳴してない何が四十八なのかもわからない滝に15秒で別れを告げ、再び原付にまたぎ秋保に向かう。
秋保温泉に向かう山道は、それはそれは気持ち良かったです!これこれ、これがやりたかったんですよ。バイク屋出発した直後はエンジンかけるのもウィンカー出すのも消すのも一苦労だったのに
気分はもう峰不二子。
大型二輪と船舶免許取ってから言え。
日帰り秋保温泉を楽しみ、夕方までに市街地に戻りました。
秋保の感想が少ねぇな、と思いましたね?
秋保の泉質、あまり好みじゃありませんでした。
サラサラし過ぎてたんだよなー。
のちに飲み屋で聞いたところ、宮城の温泉はそんなにオススメしないかなー!の意見多数でした。好みだろうけどね!私はガッツリ癖強の硫黄系が好きですわ。と、温泉の好みもわかったので良い経験だったのかな、と。山道気持ちよかったし。
バイクを返し、ホテルで一休みした後は
念願のいろは横丁!!!
全身全霊。全集中で酒嗅覚を研ぎ澄まし
入ったお店は、『秋商酒場』さん。
カウンターのみの心地良い狭さ。壁に貼られた本日のオススメ。メニュー表の代わりにさりげなく並べられたレスリング情報誌。大将の潰れた耳。
そう、私は知っている。
横丁で元格闘家の大将がやってる狭い店にハズレはないと。これは息子が酒を覚えたら教えたい10の鉄則に入ってるやつです。二次方程式は忘れていいけど、これだけは決して忘れないで。そんな母親嫌だ。
お通しが出てきて、勝ち戦を確信。
出会って5分の大将に、心の中で大好き!と叫ぶ。
これがまた美味しかったー!!!
宮城は温泉イマイチだけど酒が最高!!!
おい!素直か!
常連さんとも仲良くなり
隣のおじいちゃんに、仙台面白いところありますかー?と聞いたら
最近、ヨドバシカメラっていう電気やさんができてねぇ…!と鼻息を荒げて教えてくれて
私以上にその隣の常連さんが絶句してるのを見てなんかもう…いろは横丁最高。となる。
皆さんに散々良くしていただき、次の店行ってきます!とお会計を済ませるも
「絶対また戻ってきて!最高のスナック連れてくから!」と言っていただき(泣いちゃう
後ろ髪を引かれながらも、気になっていた『スナックすみれ』さんへ。
スナックと名がついているものの
超ハイレベルなビストロ、でした。
ママの塩対応にドキドキしつつも
ワインも料理も全部最高で…🥹
並べてくれるワインの数を見れば。
盛り付けを見れば、料理を食べれば。
一見、どんなにスンッ!とした方でも、どれだけ思慮深いのか、優しいのか、わかる。
ごく稀に勘違いもするけど。
案の定、本当に朗らかで温かい方でした。
素晴らしいお店だったなぁ…。
で、結局約束通り秋商酒場に戻って
1.2.3というカラオケスナックに連れて行ってもらい、大将と常連の方々と楽しく2時まで飲み散らかしましたとさ。。
えっ、看板消えてますけど大丈夫ですか?と聞いたら
看板消えてからが楽しいんだろ!と、横丁ディープナイト過ぎる返事が返ってきた。
知らない土地で最終的に看板消えたカラオケスナック潜り込める自分が怖い。
そんなこんなで、満身創痍の1日目が幕を閉じたのでした。
長くなるので、続きはまた今度。
\(^-^)/