こんにちは。
会計数字をわかる様になりたいけれど
数字に苦手意識がある中小企業経営者の方、
資金繰りのストレスで本業に専念しきれて
いない中小企業経営者の方、
向けに、
誰にでも分かり易い会計数字の資料と
分かり易い言葉を使って、
自社の会計数字が持つ意味をわかるようになり、
資金繰りがわからないストレスを軽くすることで
本業に専念できる環境を整え、
数字の裏付けをもって経営判断ができる体制と環境を
実現するためのサポートをしております。
中小企業経営者の最も身近なパートナー
神戸西元町の税理士 武市(たけいち)です。
前回からの続きになりますが、
会計数字が苦手で自社の数字がよくわからない、
と言われる中小企業経営者の方が、
会計数字の意味がわかる様になるためには
大きく3つのステップがあるというお話しです。
前回は、その一つ目として、
そもそも毎月の帳簿がわからないのは、
経営者さんの数字の見方が悪いのではなくて、
そもそも誰が見ても儲けがわからないような帳簿の作り方で
帳簿を作成していることが少なからずあるというお話しでした。
多くの場合、
自分の会社の毎月の会計数字を見てよくわからないのは、
あなたの勉強不足や知識不足のせいではないのですね。
経理担当者や会計事務所に依頼して、
毎月の会社の儲けがだいたいわかるような帳簿を
毎月作ってもらうようにしましょう。
二つ目は、
いわゆる決算書や残高試算表とかは、
そのままでは、そもそもわかりにくい
書き方になっているんですね。
たて一列にダラダラ並んでいる数字の羅列なので、
どこを見ればいいのか、どうなっていればいいのか、
とかが、すごくわかり難い表示になっているんです。
だから、
ボクは毎月お客さんに説明するときは、
もっと分かり易くビジュアル化したストラック図
と言われている図に書き直しています。
そうすることで、
会社の儲けの構造がザックリ感覚的につかめるように
なるんですね。
西順一郎さんという方が考案されたもので、
ストラック図とか、未来会計図とか、
と呼ばれている図で、一部ではかなり重宝されている図です。、
そして3つ目は
このストラック図を使っての最低限の数字の見方と
使い方をマスターすることです。
難しい会計の専門知識は全く必要ありません。
これをマスターすることで、
パズルの様な図形を眺めながら、
どこをどのようにすれば利益がどのように増えるか、
儲けるためのシュミレーションが簡単にできるようなります。
具体的なストラック図の見方使い方については、
次の本を参考にしていただければ、
楽しみながら簡単にマスターできると思います。
「人事屋が書いた経理の本」(ソーテック社)
本のタイトルの通り、会計の専門知識は全く不要です。
数字に強くなりたいと思われている経営者や幹部の方へは
オススメの一冊です。
もう一度、
自社の会計数字の意味がわかるための3つのステップ
をおさらいすると、
一つ目は、
経理担当者や会計事務所に、
毎月の会社の儲けがだいたいわかるような帳簿を
毎月作ってもらいましょう。
経営者の方は作り方はわからなくて大丈夫です!
二つ目は、
出来上がったを会計数字をストラック図に書き直します。
これも経理担当者や会計事務所に頼めば大丈夫です!
三つ目は、
ストラック図の見方使い方をマスターしてください。
ストラック図を使ってシュミレーションすることで、
自社の会計数字の意味がわかる様になります。
いかがですか?
是非をためしください。