こんにちは

見に来ていただきありがとうございます!
武田しのです
私が見た目の専門家を目指すに至った
これまでのお話を書いています
今日はその3回目
決して美しい話なんかではなく

とくに今日からは
たいへん重くなりますが
お時間ある方はお付き合いくださいませ

はじめましての方は
からお読みいただけると うれしいです
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合格率5パーセント
当時 受験を
影からずっと応援していてくれていた
今の夫とも結婚

34歳でした
36歳で
念願の子どもにも恵まれ

当時の宣材写真
はた目には
とても幸せに見えたと思います

私もこれで幸せになれる
苦労が報われる
と思いました
人生の絶頂を味わっていました
でも実はそのあと
私は一人でずっと苦しかったんです
なぜなら
それまで
私がひたすら目指していたのは
単なる
「資格試験の合格」
でした
私が心から楽しいと感じて
勉強していたわけではなく
当然
起業にあたっての使命のようなものもなく
資格をうまく活かそうという
安易な気持ちだけでの起業でした
家族からの応援
先輩方、仲間たちからの応援
少しずつ増えていた
お客さまからの信頼
周りが優しければ優しいほど
もう後には引き返せなくなっていきました
本音では
仕事を心から楽しいと思えていない自分に
ずっと
ずっと
罪悪感を感じながら
それを誰にも言えずに
自分のなかだけに抱えていました

セミナー講師も度々やらせていただいてました
ありがたいことに
紹介などで仕事は少しずつ増えていました

そんな喜ばなくてはいけない場面で
仕事が増えていくことに
恐怖を感じていました

いただく仕事を1つこなすのに
莫大な時間がかかる自分
なんとか うまくやるために
本当の自分が
ばれないように ばれないように
すべてのことに
たいへんな たいへんな 神経を使い
毎日 とても疲れていました
いつかはこのお仕事に
楽しさを見出せるだろう

そう思おうとして
目の前の職務を全力でこなしていました
でも
いつまでたっても
どこまで行っても
成長できている実感をまったく持てず
責任の重さに押しつぶされそうで
毎晩 怖い夢ばかり見て 目が覚めて
来る日も 来る日も
自分の不甲斐なさばかりを感じて
期待を寄せて下さる人たちにも
ただ 申し訳なくて
私は常に眉間にシワをよせて
笑顔がなくなっていきました
自分の見た目にも
当然 気を払う余裕もなく

そもそも
自信をつけるために
もっと自分を好きになるために
始めたはずだったのに

そんな自分を
どんどん嫌いになっていきました





当時1歳の自分の息子
本当に子どもがほしくて 授かった息子
かわいくて かわいくて 仕方がないはずなのに
保育園への引き取りは
一番最後
散らかった部屋
慌てて晩ご飯を食べさせ
お風呂に入れて
寝かせるだけ
余裕がなくて キレる私
泣きじゃくる息子
どうして私は
私だけが
ずっとうまくできないんだろう
どこで歯車が狂ってしまったんだろう
こんなはずじゃなかったのに
他の人には できるのに

もっと大変な人は いるのに
毎日 毎日
どうしていいかわからなくて
涙が止まらなくて
仕方がありませんでした
それも
すべては甘い考えの自分のせいでした
私がそんな
ギリギリの精神状態の時でした
1歳の息子が
小児がん
であることがわかったのは
次は