たかが「点」についての講義ですが、
みなさん、真剣に聴いてくれています。

 

されど、点。
その打ち方が、いかに大切か。

先駆的に察してくれているよう。

 

例えば、「成」を書くとき、
最終画の点で筆を押し付けたりすると、

 

それまでのキレイさが
台無しになってしまいます。

 

点の打ち方を誤れば、
牛頭や釘頭、布棋と揶揄され
「病筆」扱いされたりもします。

 

 

いろんな人達の
点を書く様子を観察すると、

 

スイッチのボタンを押したり、
スマホ画面をタッチするように、

 

どうも、小さいものを
小さい身体の動きで表そうとします。

 

そんな点は、古代の人にとって、
どのように映るのでしょうか。

 

 

「点は点ならず」。

 

「書」という古人の身体性を味わう時間、

大切にしていきたいと思います。