4月最初の稽古は
新年度恒例の基本筆法「永字八法」。
 
さすが、「万字に通じる」一字。
学べば学ぶほど無知を知れます。
 
形式的に「ソクロクドテキサクリャクタクタク」と
筆法名を覚えたり、
 
実質的に「ハネはハネない」など、
筆づかいの意味内容を
咀嚼(理解)したりすることは、
もちろん大切です。
 
ただ、それよりも
どのようなカラダの使い方によって、
理想的な筆法を実現していくか。
 
先人が伝えんとする
身体感覚の極意を捉え、磨きあげて、
 
次世代にバトンタッチしていくことこそ、
真の永字八法の学習法です。
 
 
書法道場考案の「永字八法ダンス」では、
鳥が華麗に羽ばたくような動きや、
居合抜きの動きなどを表現しますが、
 
足腰背中、肩甲骨や股関節などがある、
「肚腰の入ったカラダ」が必要です。
 
 
「立つ」「座る」「歩く」。
 
基本筆法(永字八法)を突き詰めると、
日常における基本動作の質に
行き着きます。
 
『永字八法とは
身体感覚の心地よさを
引きだす極意なり』。
 
先人からのギフトを
きちんと受け取り、バトンしていくために、
 
身体感覚の引き出す稽古から
始めていきます。