たち耳?・垂れ耳?
小型?・中型?・大型?
短毛?・長毛?
うさぎさんには色々な種類やカラーがあり、どの子も可愛いですよね〜!
でも、長毛のうさぎさんはお迎えすると大変!なんて事を時々耳にしますが、短毛のうさぎさんをお迎えするのと何が違うのか。簡単ですがアンゴラうさぎをお迎えする場合を例にまとめてみました。
アンゴラうさぎには以下の4種類がいますが、我が家ではイングリッシュアンゴラがいます。
・イングリッシュアンゴラ
・フレンチアンゴラ
・サテンアンゴラ
・ジャイアントアンゴラ
また、代表的な長毛種には
・ジャージーウーリー
・ライオンヘッド
・アメリカンファジーロップ
等がいますが、やはり管理の難しさはアンゴラうさぎが1番手掛かります。但しそれは一般的なブラッシングや温度管理の事で、性格や個体差によっては手の掛かる子もいます。
あくまでも個人的見解ですが。
○うさぎさんとの生活経験がある。
○24時間エアコンを稼動できる。
○毎日ブラッシングをする時間がもてる。
の条件はいります。
敷居が高い?いや、そんな事はないんですよ!
うさぎさんとの生活経験については他の品種と飼い方には大差ありませんが、万が一のときの動物病院が決まっているとか、簡単な健康管理や保定(抱っこの仕方)ができた方が良い事。そしてうさぎさんの換毛を知っているほうがお迎えした時の想像がしやすいと思われるからです。
エアコンは 気温が20度を超える頃には運転をします。
詳細は後の環境でも説明しますね。
ブラッシングについては必須です。
イングリッシュアンゴラの場合、ブラッシングをしないと毛が絡まり合ってフェルト状になってしまいます。普段からブラッシングをしているとそこまで酷くはなりませんが、フェルト状に固まってしまうと、カットをするしか方法はありませんので注意が必要です。
このブラッシングについても後に書いていますので参照して下さい。
お迎えにあたり用意するもの
○ケージ(スノコ 木× プラ△ 金網○)
○フード入れ(陶器製○)
○ウォーターボトル
○トイレ(陶器製○)
○牧草入れ(陶器製○)
○ブラッシング用具(下記参照)
ケージのスノコは体重にあったものを選ぶのが良いでしょう。材質は金網が1番管理しやすいと思います。
また陶器製のフード入れ等をオススメする理由は木やプラスチックだと毛が引っかかりやすく抜けたり、切れたりするからで、給水器も毛に水が付きにくい物が良いです。
フード
主食は品種に関係なく牧草ですが、長毛で毛量の多いアンゴラは毛を飲み込む量も多いので牧草は沢山食べられるようにしましょう。我が家ではおやつやペレットのふりかけとして整腸作用があると言われている乳酸菌やパパイヤなどを与えています。
また、換毛期のうさぎさんは体力を消耗すると言われていますので、普段のフードにアルファルファ・えん麦等を与えますが、いつもお世話になっている獣医師さんの見解としてはこれらは消化に負担がかかるのでオススメはしませんとの事です。
イングリッシュアンゴラの性格
おっとりとした個体が多いようです。
歩き方もぴょんぴょん、スタスタ、と言うよりモッサモッサと言った感じです。抱っこもしやすく動くぬいぐるみと言った感じですがやはり個体差はあるので、抱っこが嫌いな子もいます。また脚力は強いのでうさキックにはご注意を。
環境
室温は20度以下が良いでしょう。アンゴラウールを纏っているアンゴラは寒さには強いですが暑さにはとても弱いです。可能であれば湿度も低くしてあげた方が良いです。湿度が高かったり低かったりすると毛が絡まりやすくなったり、皮膚の病気の原因にもなりますので。
トイレ、スノコはこまめに見てあげて下さい。長毛のイングリッシュアンゴラはトイレを上手に覚えていても、毛に盲腸糞等が付きやすいので綺麗な毛を保つ為にも注意して下さい。
へやんぽをする場合、床は滑りにくい素材でクッション性がある方が良いです。足の裏も毛が多いのでフローリングでは滑って歩きにくく、また大型種ではありませんが大人になると3kg以上になる子もいるのでソアホックには注意してあげて下さい。
ブラッシングは個体差はありますが、毎日様子を見てあげないと絡まりが取れにくくなります。
ブラッシングの方法
ブリーダーさん、オーナーさんによってやり方は様々ですが、基本は
○絡まった毛を解して取る。
○毛先を整える。
使うのはブラシ・スリッカーブラシ・コーム・目の細かいのみ取りブラシ等。またブロアーがあれば皮脂や埃を飛ばす事ができ、絡まった部分も見つけやすいですが、初めてお迎えをする場合はスリッカーブラシがあれば十分だと思います。
どの品種のうさぎさんでも同じですが、無理に逃げようと体を捻ったり、飛び降りたりすると危険なので、グルーミングの際には保定はしっかりとできるように練習をする方が良いです。
日頃のブラッシングの方法は始めに毛先に付いた牧草や絡まりをスリッカーブラシで軽く取る。次に手で絡まりのある部分があるかを触って確かめてその部分をスリッカーブラシでとかします。
絡まりを探す方法としては毛を触ったり握ったりして確かめる。または毛に息を吹きかけると、絡まりが無ければ根元から毛が広がりますが、絡みがあると根元から広がらないので絡まりを見つける事ができます。
スリッカーブラシである程度絡まりがなくなったら最後にコームで毛を整えます。
その後はどれくらいで絡まりが出るのかを見てブラッシングするタイミングを決めて下さい。毎日した方が良い子もいれば2~3日に1回で良い子もいます。
ブラッシングの技術・やり方についてはブリーダーさんやオーナーさんによって色々な考えや、方法がありますが これもアンゴラうさぎとの生活の楽しさと思います。
我が家の場合は毎日ブラッシングが必要な子もいれば2〜3日は大丈夫と言う子もいるので、やはり個体差はあるようです。
また、毛をカットして個性を出すのも良いですよ。
カットした毛はアンゴラウールとして利用もできるし、一度短くして絡みを無くして毛を育てる場合もあります。
但しカットをする場合、毛は細く皮膚は伸びやすいので注意して下さい。またラビットショーを検討している場合はタイミングにも注意が必要です。
ざっくりとまとめてみましたが、うさぎさんと暮らしている方なら少し環境と時間を考慮すると大した負担にはならないのではないでしょうか?
長毛うさぎさんを躊躇っている方の参考になれば幸いです。
長毛うさぎのススメ
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