「ラストイニング」
雲は湧き 光あふれて
天高く 純白の玉 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ
まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望
ああ 栄冠は 君に輝く ! ![]()
また、白球の夏がやってきた。
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「KAZおやぢ」は、元来涙もろい。
特にスポーツ選手のインタビューは特効薬だ。
最近(?)でもないが、3月の世界フィギィアで浅田真央ちゃんは良かった。
ショートPで出遅れたが、フリーPを会心の演技で終え、
ホッとした後のインタビューで思わず涙がこぼれた瞬間にイってしまった。
その後ミキティが優勝し、おやぢは複雑な心境であった。
2005年のエリエールレディースオープンで、翌年から活動拠点を米国に移す 最後の国内試合で
周囲の期待通り優勝した宮里藍ちゃんのインタビューも、今思い出しただけで・・・クゥ~![]()
アテネオリンピック最終予選でサッカー日本代表監督の山本昌邦監督の・・・・
えっ、もうエエって?
おやぢは「マンガ本」が好きである。
趣味の一つと言えるかもしれない。
セカンドハウスの二階に、蔵書(もちろんマンガ本)を
壁一面に並べるのが夢である。
おやぢは「マンガ」を読んでいても泣いてしまうことがある。
フィクションと解っていながら、涙がでてしまう。
あの「タッチ」の和也が地区大会の決勝戦に来られないあたりからは
何度読み返してもウルウルだ。
「奈緒子」という本も泣けた。
幼いころの壱岐雄介が、父親の死を受け入れて頑張る姿は・・・うー泣ける!
この本はお勧めだ。
題名からは想像できない「陸上競技」をとりあげた物語である。
さて、「奈緒子」の作者の「中原裕」氏の最近の作品「ラストイニング」を今読んでいる。
ここで、やっと今日の本題になった。
未だ、9巻の途中である。
巻頭でふれた「高校野球」をテーマにした物語である。
「高校野球」をテーマにすると必ず主人公は投手であるが、この物語は「監督」が主人公である。
・・・36年前、甲子園大会に初出場で初優勝をしたという偉業を成し遂げた経歴のある学校。
だが近年は毎回予選も初戦敗退という程落ちぶれてしまっていた。
この高校の野球部出身で現役球児の時に審判を殴りつけた経歴を持つ男、
鳩ヶ谷 圭輔(はとがや けいすけ)通称ポッポが元監督の校長に請われて監督となり
甲子園出場を目指す。
練習方法や試合運びなどが理論的に描かれているだけでなく、高校野球の裏側を描いた作品。
単なる野球マンガではなく、自分自身に置き換えて使える監督の本音(格言的表現)がおもしろい。
おやぢは「まんが」を読むのが遅い。
家族からよく指摘される。
しかし、1ページ毎じっくり味わいながら、そのコマの奥に隠された真理をも読みとろうとして・・・
単に遅いだけですが。
今日も早よ帰って、続きを読も (^~^)

