午前中からこの森へ

 

昨年から携わらせて頂いている森づくり。

蔓延る竹と笹とニセアカシアの除伐は進めていましたが、今後の整備の方針を明確にするために森全体の様子を把握するべく、地図を持って内部を踏査。

 

やはりこの笹(矢竹)をなんとかしんと…

 

ん?

 

地表にえらい穴が空いとる…?

 

これは?!

 

タヌキの巣穴だ!!

幾つもの穴は繋がっとりそう。

この近くにこんもりとした「溜め糞」があったことや、目撃情報もあったのでこの近辺に住んでいる事は想定できましたが、ここまでの巣があるとは…

 

森の中にズワイガニの甲羅が転がってるのは変だと思ってたけど、彼らの仕業でしたか。

 

整備によって、追い出さないよう 一緒に共存できたら。

 

 

 

全体的に植えられているヒノキですが、立枯れているものやこれ以上の生長が見込めないものは伐って、ギャップ(空間)を作り、広葉樹の高木や中低木もある多様性のある森へと誘導したい。そしてその一部は「森のひろば」として人が集う空間にしたい。

 

今回の調査により、広場の位置とそこへの径(みち)の経路が決まってきました。

 

そこでお昼

持ち寄った野菜などを用いて

 

森から出た木々で煮込みうどん

 

無い物はあるモノで手作り。

(親子でマダケから箸づくり)

 

たぬきのオッサンは器と箸も。

枯れてたマダケでしたが、肉厚で硬くて大変。

 

お腹が満たされつつあったところへ

 

 

ご近所の子どもたち来襲(笑)

 

あれしたい

これしたい

それなに

 

伐りたてのニセアカシアの幹を、貸した小刀(肥後の守)で削ったり

 

弓と矢を竹で、絃はあった蔓で作って飛ばしたり(写真撮り忘れ)

 

様々な太さのニセアカシアなどの枝を、様々なサイズでの輪切りのリクエストに応えると

 

自宅から木工用ボンドを持参するなどして、即席のネイチャークラフト

 

用水路の上に掛けられた竹の上に乗ったり

一輪車(運ぶほうね)に乗ったり

焚火をつついたり

しながらも

 

可愛い動物たちが徐々に

 

ネーム?プレート??

 

クマ2頭とウサギ1匹

等々が誕生し、夕暮れと共に迎えに来た両親らと家へ。

 

「たけし2号明日も来る?」

 

嬉しいお言葉ながら、

「おいさんは明日は自分の山へ行くで来れんに」

「えー」

「また来るで、そんときは色々やりまいな」

 

もっと森の調査をし、写真や位置情報の記録をしたかったのですが また近々。

なにより子どもらが森で体験し、楽しんでくれたことが一番。

 

身近に子どもがいない自分にとって、子どもらとの交流はとても楽しいひと時でした。

 

 

さて、5月のイベントに向けて、やる事が明確になったで ここの作業も楽しみ。