普段は早起きできんくせに、旅行先ではシャキシャキ目覚めるたぬき。
性分がケチなんですね。短い滞在中、あっちこっちいかんと「もったいない」って感じるんです。

そんな訳で

夜も明けきらぬ暗いうちにホテルを出て


気の向くままに歩いて着いたのは


垂戸海岸


打ち寄せる波の波濤にビビりまくり。
この気象でこの波?
ならば大潮で台風でも重なった日ににゃあ…(゚Ω゚;)

この後、朝散歩時お得意のお腹ゴロゴロ。
幸いにしてこの海岸にも公衆トイレ。
慌てて駆け込んで 「 ほ っ 」

でも八丈植物園といい、底土のキャンプ場といいこの垂戸海岸といい

トイレが非常に綺麗ぴかぴか

便器はともかく床面も綺麗に清掃されてました。
もちろんトイレットペーパーが切れているなんて事もなし。
「東京都だから」で片付けられるものではない。

普通もう閉鎖ですよ。
オフともいえる季節なら、週1ぐらいの清掃でもと考えがちなんですがね(かつての公園担当談)

管理されている方の意識が高いんです。きっと。
ますます八丈島に好感。





トイレの中に籠っていると、波の打ち寄せる音と、何ともいえぬ振動のようなものがズシリと伝わってきます。


やはり洋上の島だけに、海のない山奥の信州の自然とは違う。
なかなか信州では「自然の脅威」を感じる事は少ないんですが、打ち寄せる激しい波といい八丈富士の山頂で体感した猛烈な風といい、ちょっと間違えば…って感じる事が多い。




その激しい波の痕跡を物語る数多くの漂着物の中に、中国浙江省と書かれた漁具。
ポケットに忍ばせ海岸を後にしました。


あの三角形の標識は何だったんだろう。
まあいい
何でも知ってちゃあつまらん。


元来た路を帰ります。


明るくなってきて気づくもの多し。
この竹もしかり。仕事柄竹に携わってますので、島内いたるところで繁茂するこの竹も目につきました。どうやらやはりここでも困りもんらしい。


また、こんなところも


洞窟?
室(むろ)?


ヒントはその穴の手前にあったこの電柱と盤。


伊豆諸島火山観測装置 三根観測点
なるほど…この穴の奥に火山の活動の兆候を探る観測機器(地震計・)が設置されてて、この盤から電柱を経てデータが送信されてるんだ。


路沿いに露頭した変わった地層… 火山灰が降り積もったらこんなんが形成されるのか??
まだまだ勉強不足 というか、自分の住んでる信州の地質もよくわかってない。
大いに刺激になります。




里芋の茎が!


黒い!!


これが葉を出荷してるというフェニックスかあ~

朝から目に入るものに興味津々


すこし湿気を含んだ朝の空気が気持ちいい。


道を宝物(?)探すように見ながらあるいていたら

黒光りするもの(写真の上のほうね)みっけ。

他にもごろごろ倒れてました。
拡大写真もありますが、嫌いな方が多いと思われるので掲載しません。

南西諸島や九州では生息しているとのこと。
羽根がなく、赤と白の縁取りが鮮やか。

以外に嫌悪感を感じないのは、この自然の中に棲んでるから?


自宅で彼らの遠戚をみれば、こんな反応ではないたぬきです。



いろんな発見のある朝散歩でした。


【Run&Walk】2012/11/10 05:22, 5.30km, Time 75:31, 267kcal