八丈島滞在二日目の様子はこちら↓
八丈島2日目①~八丈富士から朝日&八丈小島を見る~ 

ホテルで朝食を摂った後、昼までに戻って来られるスケジュールにて向かったのは


三原山です。山が形成されたのは八丈富士よりもこちらのほうが古い山。

これで通算3度目となる三原山への路です。
階段を踏みしめると過去の記憶がよみがえってきます。


このように途中まではコンクリート板を鉄筋2本で固定し、路面がコンクリート張りになっているたいへん強固な構造の階段が続いています。
おかげで非常に歩きやすい。それに降雨量の多いこの地での維持管理を考えればこのくらい堅牢な構造でないとすぐに崩れてしまうでしょう。


下から見ればわかりますが、この路は電線沿いに設置されているのが判ります。


でも自然は豊か。階段をトンネルのように木々が覆っています。
これは覆っている木のうち、ヤブツバキの実でしょうか?

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尾根に近づくと様子に変化。
陽が当たるようになるためか、笹やススキが路へと出てきている箇所が増えます。



眺望が望めるのは数か所。
奥に見える尾根沿いに歩きます。



ビジターセンターで買い求めた「八丈島の植物ガイドブック」によれば「ハチジョウアザミ」と思われます。解説を読むと「ハチジョウアザミ」でも、八丈富士側と三原山側では棘が鋭い、鋭くないとの違いがあるとか。

とにかく驚くのはその大きさ。個体によっては人の背丈に迫ろうかという大きなものも。
信州のアザミは大きくても膝丈。



樫立方面が見えます。今回初めてこの方面を視認できました。


前回、前々回ともに天気はあまりよくなく、霧に包まれて全容は見えませんでしたが、今回は全て見通す事ができました。
こうして見ると杉林が多く広がっている事が確認できます。ここ八丈島でも林業として人工造林が行われていたんですね。


さあ、あと一息!
最初に登った時、この辺りは登山道下の山腹に中継施設を建設するための資材運搬用のモノレールが敷かれ、工事の真っ最中でした。



道標の石柱が見えてくると…


目の前に立派な施設。防災無線の施設のようです。
鉄塔は風を切る音がしていました。
この脇を少し登れば…



三原山山頂です。

Simplog
ススキの向こうにさっき登った八丈富士。奥には八丈小島。
日の出はあの山頂で迎えたのに、今はもう反対側。

Simplog
なんか顔パツパツ。
目がホセ~

ようやくこちら側の景色が見られた。
陽光を海が反射してキラキラ輝いています。手前の島の木々の緑と相まって綺麗…。

滞在中にあの手前の山の下にある「唐滝」へも行きたいと考えています。

頂上でひとしきり登頂の達成感に浸り、眺望を堪能したので、



もと来た路を下ります。


登る際には気づかなかった物も見えてきます。


路沿いにある電柱には、その電柱の識別となる表示があるのですが…


共架柱のため、表示が二つありますが上側の名前が何故か
「ローラン支21」
ろーらん? ロプノール湖の楼蘭? 中華料理屋?? それともこの電柱を引き込む最初の分岐がある場所に「ローラン」って名前のお店でも??? 


ローラン ローラン とその名前が頭を巡っていると、


おっと
危ない! 危うく運(うんち)をつけるところでした。



よく見るとここにも。
大きめのから小さめの「うん」。

このサイズだとどういった動物のものでしょうか?
島内道路にてイタチは見ましたが、他にも小動物が??

島内に生息する動物についても資料持参すればよかった…


これは「ツワブキ」ですね。


無事にここまで戻りました。




その後、釣り組の帰りを待つべく


見晴らしの良い場所にて漁船の姿を求めます。


山頂では随分と風に悩まされていましたし、海の白波が良く見えてましたので、釣りする衆は相当荒れた海に悩まされてたんじゃないかと心配。


来ないなぁと待っていたら、「着いたけど波でビタビタに濡れたで、ホテルに戻ってシャワー浴びとる」との電話。

あれま。
港を間違えた?それとも行き違い?

一度ホテルに戻って合流したあと、昨日のタクシー(アカマツ交通)の運転手さんお勧めの


「宝亭」さんへお昼を食べに。


釣り組の衆は相当揺れて疲れたとみえ、すぐに居眠り。

でも釣果はオナガなどが山ほど釣れた「爆釣」とのこと。
こっちも八丈富士と三原山の2つの山に登頂でき、なおかつ天気にも恵まれた事を報告。

お互いに最高の八丈島満喫!


さぁ!胃袋でも満喫!!

Simplog
5名全員が「お刺身定食」をいただきました。

Simplog
やはり島とう醤油でいただかにゃー。

旨いものを食べる時は皆無口になります。
時折漏れる声も

「お」
「をう…」
「んまい んまい」

声になってないに。


夢中で美味しいお刺身を頂きました。