ハタケとホワイトセルが健康でフル出場できたとしたら、打率.300 本塁打25~35 打点80~100の左右の大砲が現れる かも…
と述べました。
「何をこいとるんだ」
「ひいき目に見てもそれはない」
「妄想極まれり」
などとの声が寄せられそうですので、
今日は普段の打撃成績ではほとんど見ない、違う成績から今シーズンのハタケについて考察。
最近、「セイバーメトリクス」と呼ばれる指標が日本にも浸透しつつあります。難しい算式から導き出される数値は、簡単に言うと
「純粋に選手の能力を評価した指標」
なのです。
幾つもありますが、今日は
OPS [ おーぴーえす]
指標名:On Base plus Slugging Percentage
算出式:出塁率+長打率
打者の出塁力と長打力を測る指標。
得点を挙げる上で出塁能力と長打(走者を進塁させる力)を打つ力は不可欠な要素。
チーム/個人ともに得点への影響を考える上で基礎となる指標。
のみ取り上げて、ハタケをばっさり分析します。
なぜこの数値としたのか?から申しますと、打率というのが
正確に打者の能力を示してはいないいうことから。
もちろん、打率というのはより多くのヒットを重ねることで上昇する数値ですのですが、安打は単打も本塁打も同じ1本なのです。
この不公平感を払拭するのが、
「長打率」なのです。算出式:(単打+2*二塁打+3*三塁打+4*本塁打)/打数
昨シーズンのハタケの長打率は
.551
ちなみに昨日も比較で登場いただいたホワイトセルの長打率は
.591
…ちなみに本塁打王の阪神のブラゼルが.573。
どおです!ハタケ!!ホームラン王にも遜色ないでしょう?
……
…
ん~ まだ納得いかんようですね。
では続いて野球において勝利に必要な「得点」。得点するには「安打」でも「四死球」でも塁に出なければなりません。これに直接結びつく指標が
「出塁率」です。算出式:(安打+四球+死球)/(打数+四球+死球+犠飛)
昨シーズンのハタケの出塁率は
.380
ホワイトセルは
.399
では前に戻りまして、この二つを総合して評価した指標OPSは?
ハタケのOPS(出塁率+長打率)
.931
ホワイトセル
.991
左打者ばかりですので、他球団の選手と比較。
右打者でいくとタイガーズの新井と城島が
.859
パリーグの打点王、ファイターズの小谷野が
.811
マリーンズの井口
.889
名だたるスラッガーに全くひけをとっておらんのです。
つまりハタケの特色として、
「しっかりボールを見極め三振が少なく、粘って四球で出塁できる上に、バットを一閃すれば一発長打を打つことができる☆☆」
ということが傾向として言えるのです。
もちろん、規定打席に達してはおりませんので、「~れば ~たら」で推測の域はでませんが(汗)
特に右打者でこの能力を有しているのは他にはドラゴンズの和田ぐらい。
よって、走る・守るの不安点は差し引いても、
多くの打席が廻ってくればハタケ、絶対にいい仕事します!
だから頑張れよ~
ハタケ信者としてより多くの衆にハタケの魅力を伝え続けるでな~
写真は9.11阪神甲子園での試合前ハタケ。
二ゴ、遊併、四球、遊飛… 夏バテ気味?でしたが、キッチリ四球を選んでます。