それは昨年のこと。少し前に豚ばら肉のブロックが2つ冷蔵庫の中にあることを確認していました。
年末ですのでありがちといえばありがちですが、過去、家族が豚ばら肉を使って調理するところを見たことがありません。
さて、何に使うんだろうと思っていた と こ ろ。
30日の午後になって、「冷蔵庫のばら肉を使って角煮を作って」
え?俺かな
確かに消防団に在職中は30日の年末警戒の打ち上げ時の一品として大鍋で大量に作ってましたが、ここ2年はすっかりご無沙汰。
聞けば単に「豚ばら肉ブロックが安かったから」とのこと。なんだ、俺の角煮が食べたくてじゃないのかな。
まずは表面に焦げ目を。風味をつけるのと煮崩れを防ぐ(ということだと思ってます)のです。香ばしい香りが漂います。
続いて生姜とねぎ(青いとこ)をざっくり刻んで&切って投入し、肉がひたひたに隠れるくらいの水を入れます。
んで、一煮立ち。その段階でしょうゆ、酒、みりん、砂糖を投入。たぬきのやり方は全てここで投入せず、二回に分けて味付けしてます。しばらく丹念に灰汁と浮いてくる脂をすくいます。
その後、二回目の味付けをしてから落し蓋。
煮汁の量に注意しながら更に煮込みます。
できればその日でなく翌日ぐらいになると味が染みて最高の状態に。
で、完成しました。
これまでになく良い出来。プリプリです。
ポイントは出てくる脂をしっかり取り除くこと。とにかく物凄い量が出ます。まだ暖かい煮汁をそのまま流すと大変な事になるので注意。別の器に取るなりしてきちんと処分しましょう。
なお脂には煮込んだ際のねぎや生姜の香りが付いてるので、香りの付いたラードとして炒め物に使ってもいいかも。(たぬきはこれ使うとバリバリ色々食べちゃうのでご法度・禁じ手)
お正月は少しづつ食卓に登場してます。