(vol.0401)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。


人材育成について経営者の方と
お話しするときに
お聞きすることがあります。



「フィードバックしてますか?」



『フィードバック』は、
企業の人材育成の仕組みとして
大切なサイクルの1つです。



『フィードバック』があることで
次につながります。



一連のサイクルとは、



基準
 →→ 評価 → 報酬とフィードバック  →→

で、

このサイクルの結果、
《行動の変化》が起こることを
期待します。



この一連の仕組みの目的は、
組織として望ましい行動を
引き出すことと私は考えます。



仕組みの中身をみていきます。


▪︎『評価』と『基準』について

『評価』とは、
"①品物などの価格を定めること。また評定した価格。「—額」
②善悪・美醜・優劣などの価値を判じ定めること。特に、高く価値を定めること。「—が低い」「努力を—する」"
(広辞苑より)


がんばったねだけではなく、
良し、悪しを判断すること
とあります。



評価にも
する人とされる人と分けることが
できます。



そして、この
『評価』は、
『基準』があってこそです。



・何をもって
良し、悪しの判断するかの
『基準』がはっきりしている


・この『基準』を
評価される人が知っている


・評価される人が自分が
何をもって判断されたかがわかる



評価される人が納得出来ること
が大切ですね。


そういう点でいうと
評価する人が誰かも非常に大切ですね。


▪︎『報酬』について

『報酬』とは、
①労働・骨折りや物の使用の対価として給付される金銭・物品。「—を得る」「無—」
②〔心〕特定の反応が出現する可能性を高める刺激。特に学習の際などにおいていう。
(広辞苑より)


この報酬は金銭的なものだけではなくて
心理的なものも含まれます。
例えば、「できていますね」
という承認も立派な報酬ですよね。



賞与について
基準を設けて、評価して賞与を
支払うという企業さんも
ありますが、ここで終わりがちです。



「『フィードバック』してますか?」


基準があった上で、さらに
フィードバックが
とても重要だと考えているので
お聞きしているのです。



フィードバックとは、
ズレをすり合わせる機会
すなわち《軌道修正》です。



軌道修正と考えるならば、
どのタイミングで
どれぐらいの回数で行うと
良いかというと



私は、



日々こういう機会が
あった方が良いと考えます。



何も毎日30分の時間をとって
別室でということだけではなくて



例えば、
日報によるコメントの返信や



たわいない会話の中で
「あれ、いいね」や
「あれ、どうだった?」のやりとりから
思ったことや感じたことを
伝えるのもフィードバックと言えますね。



新入社員の方なら
なおのことこういう機会を
多く作ります。



はじめが肝心っていいますから。




軌道修正の機会、設けてますか?




今日はここまでです(^^)