(vol.0348)


こんにちは!



社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。



今日は午前訪問コンサル
午後はクライアントの
部門ミーティング参加でした。



今日は月曜日なので
経営に関する「お金」の話です。



「商売の極意を知った」



私はおよそ10年前、
やりきったことが1つあります。



NHKの大河ドラマを
逃さず全て見たこと(^^)



そんなこと後にも
先にもありません(笑



『龍馬伝』
福山雅治さん演じる『坂本龍馬』
かっこよかったですねぇ。



そして、香川照之さん演じる
『岩崎弥太郎』



ものすごく個性的でしたね(笑
岩崎弥太郎』三菱の創業者です。



冒頭の言葉
『商売の極意を知った』
ドラマでの岩崎弥太郎が
獄中のシーンで叫んだ言葉


今日の話は、その『極意』についてです。




その『商売の極意』とは?












『安く買って、高く売る』!




当たり前だろっ!
と思われました?(大笑



何を言うかより
誰が言うかですよ(笑




この言葉、どう思われますか?



『安く買って、高く売る』




これを聞いた当時は
私は会計事務所に入って
2年目ぐらいでしたが、




私は、わざわざ岩崎弥太郎が、
「俺はこれで成功する」
大真面目に叫んだシーンが
大変印象的でしたので




自分が思う以上に
経営において大事なことなんだろう。



覚えておこう(^^)




当時は、そんな感じでした(笑




原理原則とはシンプルな言葉で
語られることが多いですが



クライアントや
研修参加者の方には必ず、
『売上ではなく粗利(限界利益)
を増やすことが大切です』
と伝えています。



以下は、
さらに重要なポイントですが、



粗利率(売上における粗利額の割合)
が高いことはいいことだけど
いかに粗利額を積み上げるか。
粗利『額』が大切です。




参考事例をあげますと、
以下の2つのこと、



『必要なキャッシュフローの
金額から逆算した
年間で必要な最終目標利益額』



と、




『現場ごとに利益(限界利益)
を計算してください』



を、ある会社様の社長に
お伝えしたところ、



社長が愚直に実践してくださり
最終利益が劇的に改善した
会社さまもあります。



全ての現場ごとに
かかった材料費、外注加工費を
漏らさずに、リアルタイムで
計算されていました
(超速報ですね(^^))




すると、
社長自らに変化が訪れたと言います。



現場ごとに、すぐに、
原価(変動費)、
利益金額がわかるので、



▪︎受注後の見積もり金額を
考えて提示するようになった
いわゆる、単価アップです。



▪︎追加工事分について
お客様にしっかりと
請求のやりとりをするようになった



▪︎それでもどうしても
利益が出にくい場合には、
取引業者への交渉をするようになった。




『安く買って、高く売る』
と同じぐらいシンプル
なことかもしれませんが、



全て根拠があるから
自信を持って提示出来る
ことがものすごく大切なのです。



粗利額が相当にアップし、
最終利益が劇的に変化した。
その話を聞いて、
本当に嬉しかったです。

 

そして、最近
信頼する仲間が読んでいた本を
気になって私も読みました。



『粗利「だけ」を見ろ』
(中西宏一著、幻冬社)



まさに本中には
『粗利額』を上げることの
大切さが書かれていて
具体的かつシンプルな
実践法も書かれていますが、



私も読む以前からも、
現場でこれらの方法を
実践してきていて
これらの威力は実証済みです(^^)



この本、著者とは全く無関係ですが
読みやすくて、大きさは文庫です。
ご興味ありましたらどうぞ(笑



今日はここまでです(^^)