(vol.0340)
こんにちは!
社長へつなぐ。
「お金」と「コミュニケーション」の
トスアップパートナー、竹田圭佑です。
私自身の確定申告の作業を
小学校低学年の子供たちに
手伝ってもらいました。
『小学生でもわかるように説明する』
話や指導をするときの
ひとつの指標として聞きますが
実際にやってみると…
私自身の確定申告
医療費控除の計算を手伝ってもらいました。
1年分の領収書を
集めた箱の中からガサッと取り出して
確定申告に使える形にするまで。
普段から意識している
伝える方法を実践してみました。
紙と鉛筆を使って書いて説明。
1.まずはゴールを伝える
確定申告に使える形とは
『平成30年1年間の
病院ごと、人ごとに、
金額が合計されたものが欲しい』
と、表を紙に書いて説明。
2.やってみせる
領収書の山を人数分に配り
まずはやって見せる。
日付の見方を伝える。
領収書の日付印の年数で
『'18年』『30年』と
書いてあるものを使い、それ以外の
平成29年と平成31年の領収書を
取り出して置く。
3.実際に手を動かしてもらう
『いろんなところに印鑑押してるし、
わかんなかったら聞いてね』
わからないと言っても、取り上げない
「わからない」と言われても
『できるできる(^^)』
『そうそう、いいね』と、承認
『どれがわからない?
じゃあ、どこだと思う?』
『正解!できるじゃん!』と、質問と対話
病院名ごとに分ける
『大きさや、形、色も似てるから
それも参考にしてね』
配った手元にある領収書を
みんなで病院ごとに分けます。
〈並び替え〉「病院ごとに分けたものを
今度は、お父さんならお父さん、
お母さんならお母さんに分けて、
そのあと、日付順に並べる」
〈確認〉「中身父さんが見るね。」
と、対象になるものか
そうでないものかの確認をして
〈まとめ〉「ホッチキスでパチンとしてね。」
〈計算〉「この領収書のこのお金を足して、
ふせんに金額を書いて1番上に貼ってね。」
この計算、何百万円、
最高額は10億円までいきました(^^)
〈検算〉「その合計した金額を
書いたものを違う人が
計算しなおして合っていたら
ふせんの金額の横に丸を書いてね。」
ここで、子供から
「検算を引き算でやってみてもいい?」
と、質問され
かしこいね、なんていいながら
面白い着眼に感心しながら
1時間半ほどやりとりしながら
無事、完成しました(^^)
最後に白紙に
この作業のまとめを書いて
質問しながら、子供たちに説明しました。
ゴールは
『病院ごと、人ごとに金額の合計がほしい。』
スタートは『領収書の束の山』
そして、質問しながら、
「はじめに何やったっけ?次は?」
①平成30年以外のものをどける
②領収書を病院ごとにわける
③人ごとにわける
④日付順に並べる
⑤ホッチキスでとめる
⑥計算する
⑦検算する
と、紙に書いて
「順番も大事なんだよ」と
説明して終了
はじめての作業でも
経験がなければ経験すれば
できるようになる
年齢、経験、知識、技術とか
別に本人がやる気があって
こちらがどう伝えるか
が大切であると。
私の反省点としては、
ゴールを口頭で説明しても
子供たちのイメージがないために
ポカンとしていたこと。
→表のイメージだけでなく
具体的に書いたものを見せた方が
想像できる
最後の最後のまとめの説明で
子供があきていたこと。
→あきさせない工夫が必要
集中できる時間を短くするとか。
終了後に
子供たちから気づきとか
感想聞けば良かった。
次は指導の引き算で
口をはさまずにやらせてみて
どこまで再現できるか、
何回かすればできるようになるかな
と、想像すると楽しいですね。
今回の作業は、
子供たちとのコミュニケーション
をとりながら
子供たちの経験になり
自分の伝える能力を試しながら
次回への工夫を考え
自分が楽させてもらいました(笑
子供たちに手伝ってもらえる
いい機会になりました。
来年の確定申告、
どれだけできるか楽しみですね。
今日はここまでです(^^)
